7月28日(日)は浜松町の貿易センタービルで行われる社団戦に参加しました。

個人成績は怒涛の3連敗。チームに多大なる迷惑をかけました。申し訳ないです。

下図はこの日の対局の終盤から。自玉はゼッタイ詰まないので、ここで必死をかければ勝ちですが、▲6二銀や▲3二金といった手では逃げられてしまいます。必ず何かありそうに見えたのですが・・・見つけられず負けました。
実は、やはりイイ手があり勝ち局面になっています。

728社団戦終盤より






正解は、▲4一銀。

これに対し△同玉は▲5三飛成で必死。
△3一金や銀は▲3二金から詰みで無効。
△3三玉は▲3二銀成△2四玉▲2六飛△3五玉▲2五飛△同玉▲2六金△2四玉▲2五香△1三玉▲2三飛成までの詰み。

△5四歩と突いて▲同飛に△3三玉と逃げるのが最善ですが、やはり▲3二銀成△2四玉に▲2六香と打ちます。△3五玉と逃げるのは▲3六金一発の詰みですので2五に何か合駒をするしかないのですが、角・金・銀・桂どれでも詰み。一例で桂合の場合は、▲2三金△同玉▲2五香△2四歩▲3五桂△3二玉▲5二飛成△4二金合▲2三金△4一玉▲4三桂不成△同金▲3二金まで。

ただ、キレイに詰ますことができなくても自玉に詰みはなく、詰めろで追い込んでいけばよいので、さほど難しくはないかと。

勝っている将棋を最後まで勝とうと子供たちに口酸っぱく言っていますが、私が一番ダメですね・・・