17日(日)のNHK杯将棋トーナメントは、心が熱くなりました。

鈴木八段がバチッと△4二飛を指した瞬間、「キターッ!」と身震いがしました(笑)。プロ棋戦では最近少なくなった、角道を止める昔ながらの四間飛車。カッコよかったですね。ゾクゾクッとしました。

子供たちの大会は、やはり戦形がプロ棋戦のトレンドに習う感じになってゆきますので、最近は振り飛車なら石田流・ゴキゲン中飛車・角交換型といった子が多くなっています。
四間飛車は膨大な研究がなされてきたため新しい道を探る余地が少ないとされ、また居飛車穴熊という強力な対抗手段が立ちはだかったため、減少してきました。が、それはプロの世界の話。子供の大会なら、その研究をコツコツ学んでゆけば、最近減っているだけに逆に狙い目ですらあると思う。


アベノミクス「三本の矢」を連想させる(笑)端香3本も、迫力ありました。数の攻め。子供たちにも直感的にわかりやすく、子供教室運営者としては、とてもありがたいテレビ対局でした。