長い休み明けによく感じること。

道場通いをしたり色んな大会に出たりして、子供さんたちが元気に教室に戻ってきます。指している将棋を見て、
「おっ、ずいぶん力強くなったなぁ」
と感じる子がもちろん居ます。そういう子はよいのですが、
「あいたぁ、こうなっちまったかぁ。参ったなぁ」
と、いう子も居ます。

色んな子とたくさん指して、どういった所で間違ってやられたか。もちろん感想戦や自分で並べ直しをして具体的に検証すれば素晴らしい。ですがそうでなくても、カンのいい子は、いい手・悪い手を感覚的に習得してゆきます。

問題は、その部分の発達が遅い子。このタイプの子は、ただ同じ間違いを繰り返しているだけになります。
それどころか、面白そうな手を表面だけ見て真似たりして、すっかり変な癖がついて将棋がガタガタに劣化していたりする。数か月前にもどって、また土台から立て直す作業が必要になります。

親御さんとしては、一生懸命に時間と費用をかけ、よかれと思って色んな場所へ子供さんを連れ回して、一向に勝率が上がらずイライラするということになる。

「助走が長いほど高く飛べる」といわれます。歩みが遅いからといって、慌てなくていい。ゆーっくり、柔軟運動や基礎練から、コンスタントにやってゆきましょう。