6月24日(日)は、中学選抜・小学生倉敷王将戦千葉県予選でした。

行徳将棋クラブとしても、また私個人としましても、収穫・反省両方とも大いにあり、勉強になった一日でした。
結果詳細は、千葉の将棋情報サイトに掲載されています。同サイトに氏名記載されている子は、以下当サイトでも掲載させていただきます。


まずは小学生倉敷王将戦。

成果としましては、何といっても低学年代表戦。
市川市立行徳小学校2年生の日野貴文くんが見事、準優勝で千葉県代表に決定! 倉敷への切符を手にしてくれました。
クラブとしても名誉なことであり、たいへんありがたく嬉しく思います。代表になったのは日野くんですが、クラブみんなで稽古してレベルアップしてきた成果です。ぜひクラブ全員の子供さんたちに、自分のこととして喜んでほしいと願います。

一般戦Aクラスには、3名が出場。
文科杯西部地区代表の南行徳小メンバーがオープンスクールで不在なのはイタかった(泣)。
そんな中、市川市立新浜小学校の高橋聖矢くんが4位とがんばってくれました。新浜小では今年から、学校の週一度のクラブ活動の中に将棋クラブが出来たとのこと。ぜひ高橋くんの活躍を機に、将棋が注目されるようになってくれたらと期待しています。

一般戦Bクラスには、6名が出場。
浦安市立明海小学校の包國(かねくに)遥太くんが4位、松戸市立稔台小学校の後閑(ごかん)義尚くんが5位に入ってくれました。
この二人には実は、ドラマがあります。
土曜午前教室では、12時になると私が終了を告げ終わりの挨拶をします。が、「この場所は12時半まで使えるようにしていますので、今やっている対局は最後までやっていいですよー」ということにしています。
包國くんと後閑くんは因縁のライバルでして(笑)、ほんとうに「また今日もキミたち?!」というくらい、毎週のように12時半までねじり合いの熱戦を繰り広げていたものでした。
今回、二人が一緒に上位に名を連ねてくれて、嬉しいです。

倉敷高学年代表戦には2名、中学選抜には1名が出場。
いずれの子も1勝もしくは2勝と、結果は厳しかったです。
短い時間の中で幾つかの戦型を重点的に稽古してきたのですが、かなり的が外れました。本人たちに対局内容を確認したところ、経験値の浅い戦型が多くミスが出やすかった。実力を出させてあげられなかったのは、私の采配ミスが多分にあります。正直、悔しいです。
教室で何度かやってはいて、「ここでほら、いい手があったよね」と誘導してあげると思い出して正解手をちゃんと指すのですが、本番で体が正確に反応するまでに至っていない形が多かった日でした。また、時間をかけ消化し血肉にして出直しましょう。


さて一方、東京都内では24日、文部科学大臣杯小学生団体戦の東京都大会が行われていました。102チームの参加があり、予選は5ブロックに分かれて対戦したとのこと。行徳将棋クラブ関連では江戸川区立下鎌田東小学校が出場し、4勝1敗でブロック4位の好成績でした。大健闘を称えたいと思います。おめでとう!


最後に、倉敷千葉大会閉会式の際、県連のほうから大会参加者が減少したとのお話がありました。この大会は、昨年より20名ほど少なかったとのこと。
スイマセン、行徳将棋クラブは昨年倉敷王将戦に32名が参加しまして今年が13名なので、そっくり、行徳将棋クラブが減ったのが原因です(汗)。
行徳公民館が耐震工事で場所を転々としている期間中、地域コミュニティーペーパーに案内を出すことができなかったりしたことで、人数が多かった昨年の6年生(現中1)の穴を埋めるほどの動員が出来ませんでした。
ただその代わり、ひとりひとりに目が行き届きやすかったものですから、クラブの成績は良くなりました。これは、どうなんでしょう。う〜ん。すぐには、わからない。


まずは選手とご家族の皆さま、大会を運営してくださった事務局の皆さま、お疲れ様でした。有意義な一日をありがとうございました。明日からまた、次へ向けてがんばりましょう!