2月5日(日)、小学生名人戦千葉県予選に参加しました。

行徳将棋クラブからのエントリーは23名。風邪・インフルエンザなどで4名が欠け、実際に参加したのは、代表戦1名、Aクラス4名、Bクラス7名、Cクラス7名の計19名でした。

0〜1勝が5名、2〜3勝が14名と、皆それぞれのクラスで健闘してくれました。すべての子供さんに拍手を送りたいと思います。またAクラス準優勝の子は以前行徳公民館にも来てくれていた子で、着実に階段を上っている姿に嬉しく思いました。

個人的にはまず、代表戦出場の4年生の子が2つ勝ち星を挙げてくれたことに感激! 行徳将棋クラブにも最近は上昇志向の強い子も出てきていて、そういった子たちの未来を切り開いてくれていることを嬉しく思います。
これまでは代表戦クラスの動向はあまり気にしたことがなかったのですが、今回初めて興味を持ちました。誰もが知る二人の現5年生(新6年生)2トップの下は、もしかすると10人くらい、あるいは下手をするともっと多い人数が、もちろん現時点での進捗の差はあるでしょうが、その差はそんなに途方もなくはないのでは? 来年は誰が抜けてもおかしくないし、あるいは今回Aクラスの4年生以下の子たちを含めて大混戦になるかもしれませんね。早くも楽しみな予感がしました。

また、これからの課題と痛烈に感じたのが、女の子の将棋。
男の子は「獲物を追いこんで仕留めるためにどうするか」という思考回路が先天的に備わっているが、女の子にはそれが薄いのだということを改めて強く思いました。逆に、本能的に守りには敏感。男の子と逆。
将棋の力は着実に伸びていて序中番はとてもきれいに指すのだけれど、いよいよ戦いが始まるとどうしても自分のお家(自陣の玉の囲い)をせっせと修復するほうに気がいってしまいます。
将棋は相手玉を捕まえないことには勝ちになりませんので、難しいところです。しかも、何対何とか、ない。「勝ち」と「負け」しかない残酷な競技。やはり女子には囲碁のほうが馴染みやすいかなぁ・・・なんて言ってはイケませんね(汗)。辛抱強く、バランス感覚を養いましょう。

「指し直しはダメ」ルールも、もう少し普段から注意すべきと反省しました。特に、「成り」。駒をいったん置いて手を離してから改めてひっくり返すというのがクセになってしまっている子が居ます。普段そうやっていると、大会でもやってしまいます。これはいけません。

さあ、シーズン開幕しました。すべての子に、それぞれのドラマが描かれることでしょう。楽しみにしています。がんばりましょう!