寒い日が続きますが、被災地の将棋事情はどうでしょうね。将棋どころではないのでしょうが、少しでも早く日常生活と希望を取り戻せるようになっていただけることを、ただ願うことしかできません。

WEBで東海新報社のこの記事を見つけました。連盟の大船渡支部が2月27日に子供向け将棋教室を行い、これから続けていこうとされていたとのこと。ほのぼのとしたとてもいい写真で、温かな気持ちにさせてくれます。大船渡市は報道で知る限りは壊滅的被害を受けているようです。状況が気がかりですが、皆様の無事を祈ります。


さて、本当に微力ではありますが、今自分に出来ることをするという観点から、今日もブログで意見を述べたいと思います。

福島・茨城・群馬・栃木・千葉といった県のほうれん草やしゅんぎく、原乳などから基準値を超える放射能が検出されています。政府発表では「ただちに健康に被害を与えるものではない」とのこと。

「ただちに」なんて言葉をつけなければならないところに、苦悩が見え隠れしていると感じます。「今すぐにはないが、数年後に癌や白血病になる確率を、小数点以下のほんの微々たる確立かもしれないが、多少上げる可能性はある」という含みと、受け止めざるを得ません。

政府、電力会社、電気メーカー、ゼネコン、大手メディア、国立大の学者の方々など・・・は、やはり立場もあり、原子力行政にマイナスの印象を与えるような発言をすることは出来ないことでしょう。自分なりのフィルターを通して、判断してゆく必要があります。

「何千、何万分の一の癌の確率を気にしちゃいられないよ。普通に買って食べるよ」という考え方もあるでしょうし、「これからは食材の選び方や食べ方にシビアになる必要がある」というスタンスも妥当だと思います。