2月20日(日)午後、幸公民館にて幸公民館組(行徳北部地区在住者)の稽古。
幸小1名、塩焼小1名、南新浜小5名、妙典小1名。計8名。

まずは、
40分間の詰め将棋トレーニング。
30分間の必死問題トレーニング。

「頭がクラクラする〜」の声。
「スポーツにおける走り込みと同じなんだ。最初はすぐに息切れするけど、毎日続けているとスイスイ走れるようになる。大会で勝つ子は、脳がその状態になっている」

次に、定跡講座。今日は、四間飛車vs居飛車棒銀戦法。

「野球でよく打つバッターは、毎日何をしているでしょう?」
「素振り!」
「そう、素振りをして、いいバッティングフォームを体に染み込ませている。将棋も同じ。基本のフォームをつくっていこう」

四間飛車側の△4三金受け定跡。まずは丸暗記してもらい、次にポイントごとにその手の意味を考えてもらいました。
「どこまでいってもキリないじゃん」
「はい、互いに最善手を指していけば互角のまま進みます。それが大事。リードをなるべく奪われないように序中盤を乗り切って、終盤に入れるかどうかだ。あとは、さっきやった詰め将棋や必死トレーニングの力が生きてくる」

理解してもらったところで、今度は実戦形式で「これはどうなんだろ?」というのを試して指してもらいました。

最後に裏技講座。
振り飛車側の裏技、鈴木大介八段推奨の△4二金型。
居飛車側の裏技、加藤一二三九段の▲1五銀タダ捨て。

「今朝のNHK杯の将棋見た? 解説をしていたのが加藤九段です」
「ワァ〜ッ!とか、叫んでた人だぁ」

偉いですね。子供たち、テレビの将棋番組けっこう見ているみたいです。
羽生NHK杯と佐藤九段の対局、スゴかったですね。

「はい、戦型は四間飛車対居飛車棒銀にしてください。今日覚えたのを使ってもいいし、自分で考えて試してもいい。時間まで指そう」

という訳で、時間まで自由に指してもらって終了しました。

「どう? 大会で勝ってる子たちの世界が見えてきた? 彼らは、色んな戦型でこういった勉強と実戦をたくさんやっている訳だ。それで中盤まで簡単にツブれない。あとは終盤で一歩先にフィニッシュするための、毎日の詰め将棋のトレーニングだ」

ほぉ〜、そぅいぅことかという子供たちの表情。

「やればやっただけ勝てるようになる。どこまで勝ちたいかは、キミたち次第だ」

行徳将棋クラブは無料教室ですのでね(笑)。生徒さんが集まらなくても、困るということはありません。勝て勝てと言う必要はない。
道筋だけは見せてあげて、どこまで歩いてゆくのかは、子供さんたちがそれぞれに考えて、決めてくれることでしょう。
最近、なかなか勝てないで苦しんでいた子が、勝てないながらもけっこう明るくなってきました。自分の立ち位置と課題が見えることで、希望が持てるし、少なくとも納得はできるのかもしれません。