16日(水)、南行徳将棋道場組の稽古。いつも通り最後のほうだけ顔を出しました。少しだけ子供たちの将棋を見たのですが、その成長ぶりには感心します。


子供たちのやる気が私の当初の想定をはるかに超えていて、「いずれはそういうことも考えなきゃな」と思っていたような問題がいくつか、イキナリ目の前にあります。
そのひとつが「免状」をどう説明するか、案内するかどうかということ。行徳将棋クラブに有段者の子が居るような状況は全く想定していなかったのですが、もうそろそろ初段でもおかしくない子が出てきている。

級位者については名刺サイズの認定証を指導員が連盟から無料で取得できまして、子供たちは級が上がるごとに喜んでくれています。これはありがたいことで、良い政策だと思います。

しかし上級クラスの子になってくるともう世間のことも結構知っていて、「行徳で初段」とか言ってもらっても、あまりありがたくないんじゃないかという気がする。「津田沼で初段です!」とか言ったらカッコイイですね。ゴメンなぁ、みんな〜(涙)。
「どこでも通用するのって無いんですか?日本将棋連盟の免状って何?」・・・そんな質問を受けたらさて、どう説明すべきか。

連盟の公認指導員は三段までの免状を推薦できまして、免状を取得いただくと連盟の台帳に記録されます。とても立派な書式で、きっと子供さんたちにとっては励みになることと思うのですが、これが普通のご家庭の保護者の方にとっては気絶するような金額です(日本将棋連盟のHP参照)。

ではこれを取得すると全国どこでもその段位で通用するかというとそうではありませんで、免状を見せても「目安にはさせていただきます。まずは指してみてください」ということになり、「ウチでは1級で指してください」とかもアリ。
「じゃあ、高いお金を払って取得したこの『免状』って何?」という話。

「欲しければいつでも推薦状書いてあげるから、自分で稼げるようになったら、欲しいかどうかまた考えてね」と言っておくのが無難なのかな。ある程度の年齢になってから、諸々の問題を把握した上で、自分で判断してもらうしかないか・・・ 
実際、「免状なんて持ってても関係ない。お金の無駄」という声もよく聞きます。自己確立された人はありがたいものにすがる必要がなく、実利の無いものは不要と判断するのでしょうね。

正論すぎて現実的でないのかもしれませんが、総本山の書状によるしかもこれほどの高額のものであるならば、連盟関連の支部道場・教室では全国どこでもその認定の段位を採用して欲しいですね。それならば、高額でも自信を持って保護者の方々にお薦めできます。その金額の価値は、十分にあると思います。