(その3より)

無理やり強襲していって、細い攻めをつなげて勝つ将棋の場合、一直線に攻略できればカッコいいのですが、相手がある程度強いと、いつもそうとばかりはいきません。どこかで押したり引いたりのバランス感覚が必要になります。

5図から、一例ですが、▲4五竜といったん桂馬を取って相手の攻めを潰しておく。△2二飛と、と金を取られてしまうのですが、▲2三歩△同飛▲2四歩△同飛▲2五歩△2一飛▲5四竜△2五飛▲2六歩(参考図)
のようなイヤラシイ駆け引きが出来たらスゴイ・・・ってか先生は、かえって引いちゃいます(笑)。

                   (参考図)
参考図


(5図より)▲3二と△3七桂成▲同銀△同角成▲4八金打△2六角▲4二と△4八馬▲同金△6九金▲同玉△4八角成(6図)


                   (6図)
6図

いいですねぇ!
攻め、あるのみ! ここでと金取られてどーすんだって(笑)。
△3七桂成と桂馬に仕事させてしまい、馬を作られてしまうのですが、いいんです。きっとまた、チャンスは巡ってくる!
そらきた、6図は受け切りのチャンス!

(6図より)▲6八玉△6五桂▲5八金△5七桂成▲同金△5九銀▲7七玉△5七馬▲5二と(7図)

                   (7図)
7図


6図で、▲5八金と打ちガッチリ受ければ先手勝ちだと思います。飛車と馬の両取りになっており、後手容易ではないです。
でも・・・そうですよ。金なんてイイ駒を、受けに使ってどーすんでぃ!攻めに使いたいんですね。好きです(笑)。
で、節約しようとしたのですがやはり使わされ、ぴったり寄せられてしまいました。

(7図より)△6八銀打▲8六玉△8五金▲同玉△8四歩▲9五玉△8五金までにて、後手勝ち。

いい将棋でした。「横歩三年の患い」なんて、それこそ坂本竜馬の「ちぃっちぇこと、気にしてちゃ、いかんぜよ」なんじゃないかと(笑)。

ひとつだけ、敢えて先手の子にこの将棋のワンポイントを絞ってアドバイスするならば、6図で▲5八金と打てればというところなのかなぁと、今、整理してみて思いました。

何だか、ちゃんとした先生がこのブログ見てたら、怒りそうですね。失礼しました(笑)。
十分な指導ができず、申し訳ありませんが、どうぞ来年もよろしくお願いします。がんばりましょう!

(その5に続く)