女流王将戦につきまして、私のとった行動が意図せぬ展開になりつつありますので、ここに事実を記します。
女流王将戦は、伝統的なタイトル戦のひとつ(=女流プロ全員参加)というのが将棋ファンの認識であると思います。ところが、本年度は日本将棋連盟女流棋士は全員参加、LPSA(日本女子プロ将棋協会)女流棋士は人数を制限された招待枠での参加ということでした。
これを不満とした人々により、駒音掲示板にて「もし本当なら霧島を飲むのをやめないか?」(霧島酒造は同棋戦のスポンサー)という書き込みがされているのを見て、これはいけないと思い、私は霧島酒造へメールを出しました。
私は、駒音掲示板への投稿はしていませんが、メールをしたのは私です。
内容は、霧島酒造様への「脅し行為」では全くなく、事実関係の確認のご質問と、将棋ファンからこういう声があがっているということを伝えるためのものでした。尚、霧島酒造様からの回答は、現在得られていません。
想像いたしますに、霧島酒造様より日本将棋連盟へ「参加資格について、ファンからこのようなメールがきているが」というような相談があったのではと考えます。これを日本将棋連盟が「スポンサー様へのいやがらせ行為」と曲解したのでしょう。LPSA中井代表に沈静化を働きかけるよう、棋士への文書が郵送されたようです。
もし、女流王将戦が、一昨年までとは別のものに変わった・・・従来のタイトル戦ではなく連盟の独自棋戦になったのでファンの皆様には了解いただきたいということであれば、もっと早い段階でそのような説明がされればベターだったと思います。今後の改善点として考慮いただけましたら幸いです。
私が残念に思いましたのが、日本将棋連盟により本件の問題提起がされたのがこの週末であり、LPSAの中井代表が大和証券杯決勝の大事な一番を目前に控えた時期であったこと。どのような事情があるにせよ、このようなタイミングは避けるべきです。
普及活動においては、将棋に理解のあるお母さんを増やすことが重要な課題です。それには、今小学生の女の子に将棋を好きになってもらい、ひと世代かふた世代、かかるであろうという、地道な活動を今現場では行っているところです。そのようなときに、日本将棋連盟の男性がそろって女性の将棋団体の代表に精神的プレッシャーをかけるようなことをするのでしょうか?
以下、霧島酒造様へ出しましたメールの全文を記しますので、どうか誤解を解いていただき、これをもって本件は解決としていただけますよう日本将棋連盟と棋士の皆様へお願い申し上げます。
『こんにちは。初めてお便りいたします。宮崎市出身で、現在千葉県市川市在住43歳の原伸一と申します。
実は、御社商品に関することではないのですが、御社がスポンサーをされている将棋の女流王将戦のことについてご質問させていただきたく、失礼をお許しください。
米長邦雄日本将棋連盟会長のホームページ「将棋の話」欄に、女流王将戦についての記事が最近掲載されました。日本将棋連盟所属女流棋士は全員参加、他に10名前後の招待枠(他のプロ団体や一人会派、それにアマチュア)とあります。
http://www.yonenaga.net/w_syogi.htm
即ち、LPSA(日本女子プロ将棋協会)は日本将棋連盟(以下「連盟」)所属女流棋士とは同等に見なされない棋戦と理解されますが、御社とされましてはこれを了解の上、ご支援されますご予定でしょうか、ご確認いただけましたら有難く存じます。
経費の面もあると存じますが、昨年は「全て招待」であり、形式上は両団体に公平でした。
背景をご説明申し上げます。
LPSA所属の先生方は、連盟の先生方と同様に地域での将棋普及にご尽力されています。私の住む千葉方面におきましてもLPSA女流の方々が力を注がれていまして、多くの愛棋家たちから慕われています。もちろん連盟女流の方々も同様です。
一般の将棋ファンは、自身が身近にお世話になっている先生を所属団体に関係なく尊敬し日々の活動を行っています。通常ですと何ら問題はないのですが、自分の慕う先生の団体が公平に扱われない場合、事情が異なってしまいます。
私の身近でも「本当にこのような形で女流王将戦が実施されるのであれば、もう霧島は飲まない」という声が上がっていまして、宮崎出身で女流王将戦を誇りに楽しみにしている者として、心を痛めています。
また、本件につきましては愛棋家の皆様が気にかけていますので、情報公開のため、この質問に対する御社のご回答をぜひ私のブログに掲載させていただきたく、事前にご了解いただけましたら有難く存じます。アドレスは以下です。
http://hara.livedoor.biz
私自身は、連盟の普及指導員として「行徳将棋クラブ」の責任者をしています。尚、普及指導員は外部ボランティアでして、連盟内部の事柄については把握できませんし発言力も無い立場でございますこと、念のため付け加えます。
ご回答をお待ちしています。どうぞよろしくお願い申し上げます。』
女流王将戦は、伝統的なタイトル戦のひとつ(=女流プロ全員参加)というのが将棋ファンの認識であると思います。ところが、本年度は日本将棋連盟女流棋士は全員参加、LPSA(日本女子プロ将棋協会)女流棋士は人数を制限された招待枠での参加ということでした。
これを不満とした人々により、駒音掲示板にて「もし本当なら霧島を飲むのをやめないか?」(霧島酒造は同棋戦のスポンサー)という書き込みがされているのを見て、これはいけないと思い、私は霧島酒造へメールを出しました。
私は、駒音掲示板への投稿はしていませんが、メールをしたのは私です。
内容は、霧島酒造様への「脅し行為」では全くなく、事実関係の確認のご質問と、将棋ファンからこういう声があがっているということを伝えるためのものでした。尚、霧島酒造様からの回答は、現在得られていません。
想像いたしますに、霧島酒造様より日本将棋連盟へ「参加資格について、ファンからこのようなメールがきているが」というような相談があったのではと考えます。これを日本将棋連盟が「スポンサー様へのいやがらせ行為」と曲解したのでしょう。LPSA中井代表に沈静化を働きかけるよう、棋士への文書が郵送されたようです。
もし、女流王将戦が、一昨年までとは別のものに変わった・・・従来のタイトル戦ではなく連盟の独自棋戦になったのでファンの皆様には了解いただきたいということであれば、もっと早い段階でそのような説明がされればベターだったと思います。今後の改善点として考慮いただけましたら幸いです。
私が残念に思いましたのが、日本将棋連盟により本件の問題提起がされたのがこの週末であり、LPSAの中井代表が大和証券杯決勝の大事な一番を目前に控えた時期であったこと。どのような事情があるにせよ、このようなタイミングは避けるべきです。
普及活動においては、将棋に理解のあるお母さんを増やすことが重要な課題です。それには、今小学生の女の子に将棋を好きになってもらい、ひと世代かふた世代、かかるであろうという、地道な活動を今現場では行っているところです。そのようなときに、日本将棋連盟の男性がそろって女性の将棋団体の代表に精神的プレッシャーをかけるようなことをするのでしょうか?
以下、霧島酒造様へ出しましたメールの全文を記しますので、どうか誤解を解いていただき、これをもって本件は解決としていただけますよう日本将棋連盟と棋士の皆様へお願い申し上げます。
『こんにちは。初めてお便りいたします。宮崎市出身で、現在千葉県市川市在住43歳の原伸一と申します。
実は、御社商品に関することではないのですが、御社がスポンサーをされている将棋の女流王将戦のことについてご質問させていただきたく、失礼をお許しください。
米長邦雄日本将棋連盟会長のホームページ「将棋の話」欄に、女流王将戦についての記事が最近掲載されました。日本将棋連盟所属女流棋士は全員参加、他に10名前後の招待枠(他のプロ団体や一人会派、それにアマチュア)とあります。
http://www.yonenaga.net/w_syogi.htm
即ち、LPSA(日本女子プロ将棋協会)は日本将棋連盟(以下「連盟」)所属女流棋士とは同等に見なされない棋戦と理解されますが、御社とされましてはこれを了解の上、ご支援されますご予定でしょうか、ご確認いただけましたら有難く存じます。
経費の面もあると存じますが、昨年は「全て招待」であり、形式上は両団体に公平でした。
背景をご説明申し上げます。
LPSA所属の先生方は、連盟の先生方と同様に地域での将棋普及にご尽力されています。私の住む千葉方面におきましてもLPSA女流の方々が力を注がれていまして、多くの愛棋家たちから慕われています。もちろん連盟女流の方々も同様です。
一般の将棋ファンは、自身が身近にお世話になっている先生を所属団体に関係なく尊敬し日々の活動を行っています。通常ですと何ら問題はないのですが、自分の慕う先生の団体が公平に扱われない場合、事情が異なってしまいます。
私の身近でも「本当にこのような形で女流王将戦が実施されるのであれば、もう霧島は飲まない」という声が上がっていまして、宮崎出身で女流王将戦を誇りに楽しみにしている者として、心を痛めています。
また、本件につきましては愛棋家の皆様が気にかけていますので、情報公開のため、この質問に対する御社のご回答をぜひ私のブログに掲載させていただきたく、事前にご了解いただけましたら有難く存じます。アドレスは以下です。
http://hara.livedoor.biz
私自身は、連盟の普及指導員として「行徳将棋クラブ」の責任者をしています。尚、普及指導員は外部ボランティアでして、連盟内部の事柄については把握できませんし発言力も無い立場でございますこと、念のため付け加えます。
ご回答をお待ちしています。どうぞよろしくお願い申し上げます。』