23日行徳公民館での活動の後、昼食を共にしながら勝又先生と色々お話させていただきました。
厚かましいことではあったのですが、「棋士を目指して一生懸命がんばっている子供たちと保護者の方々のため、今後棋士の待遇がどうなってゆくのか、差し障りのない程度で教えていただけませんでしょうか」と私からお願いいたしました。多くの方が棋士の先生との接点が日常少ないか、あってもざっくばらんにそのようなことを聞くことはとてもできないと思いますので。
ありがたいことに、少しお話を伺うことができましたので、箇条書きで要約いたします。
(尚、連盟や棋士の方には違う考えの方もいらっしゃるかもしれません。あくまで勝又先生のご説明とお考えを、私なりに理解したことを記すものです)
・(公益でも一般社団でも)社団法人とは社員がお金を出して運営する団体であって、団体から社員がお金をもらうことは出来ない。
・厚生年金と健康保険は無くなる。
・新聞社などスポンサーさんとしては、全て賞金にしたい(「賞金金額が幾らの棋戦をやりました」というのがアピール材料なので)。しかし、賞金だけだと多くの棋士の収入が激減してしまうので、現在の基本給の部分・・・棋士の生活のベースをどうするかというのが課題。普及で動いてくれたらその分出しましょうというのが今やろうとしていること。
・スポンサーさんに資金的な余裕がなくなってきているということもある。
・JTさん曰く、JT杯は子供と保護者をたくさん集められるすごく良いイベントとのこと。つまり、子供大会があるからJT杯をやってくれているという面がある。JTさんのようなスポンサーさんがついてくれるようになることが、将棋界にとり重要なこと。新聞社さんも、将棋ファンが居るからこそ支援してくれる。
・とにかく、将棋が好きになってくれる子をひとりでも多く増やすということが大事だと思う。
基本給はなくなり、国民年金と国保に個人で加入する個人事業主の形になる方向性と理解しました。収入は、対局料と賞金、および請け負った分の普及業務の謝金ということになるでしょうか。ご参考になりましたら幸いです。
健康な身体が必要ですね。病気でもして派遣の仕事を請け負うことが出来なくなると、タイトルホルダーでもなければ収入の大部分が途絶えてしまいます。棋士を目指す子は、適度な運動とバランスよい食事を日ごろから心がける必要があるだろうと感じました。
また、将棋が強いだけではダメで、将棋を広めたい、どこへでも行って教えたいというサービス精神・エネルギーを持つことが絶対条件になるだろうと思います。
厚かましいことではあったのですが、「棋士を目指して一生懸命がんばっている子供たちと保護者の方々のため、今後棋士の待遇がどうなってゆくのか、差し障りのない程度で教えていただけませんでしょうか」と私からお願いいたしました。多くの方が棋士の先生との接点が日常少ないか、あってもざっくばらんにそのようなことを聞くことはとてもできないと思いますので。
ありがたいことに、少しお話を伺うことができましたので、箇条書きで要約いたします。
(尚、連盟や棋士の方には違う考えの方もいらっしゃるかもしれません。あくまで勝又先生のご説明とお考えを、私なりに理解したことを記すものです)
・(公益でも一般社団でも)社団法人とは社員がお金を出して運営する団体であって、団体から社員がお金をもらうことは出来ない。
・厚生年金と健康保険は無くなる。
・新聞社などスポンサーさんとしては、全て賞金にしたい(「賞金金額が幾らの棋戦をやりました」というのがアピール材料なので)。しかし、賞金だけだと多くの棋士の収入が激減してしまうので、現在の基本給の部分・・・棋士の生活のベースをどうするかというのが課題。普及で動いてくれたらその分出しましょうというのが今やろうとしていること。
・スポンサーさんに資金的な余裕がなくなってきているということもある。
・JTさん曰く、JT杯は子供と保護者をたくさん集められるすごく良いイベントとのこと。つまり、子供大会があるからJT杯をやってくれているという面がある。JTさんのようなスポンサーさんがついてくれるようになることが、将棋界にとり重要なこと。新聞社さんも、将棋ファンが居るからこそ支援してくれる。
・とにかく、将棋が好きになってくれる子をひとりでも多く増やすということが大事だと思う。
基本給はなくなり、国民年金と国保に個人で加入する個人事業主の形になる方向性と理解しました。収入は、対局料と賞金、および請け負った分の普及業務の謝金ということになるでしょうか。ご参考になりましたら幸いです。
健康な身体が必要ですね。病気でもして派遣の仕事を請け負うことが出来なくなると、タイトルホルダーでもなければ収入の大部分が途絶えてしまいます。棋士を目指す子は、適度な運動とバランスよい食事を日ごろから心がける必要があるだろうと感じました。
また、将棋が強いだけではダメで、将棋を広めたい、どこへでも行って教えたいというサービス精神・エネルギーを持つことが絶対条件になるだろうと思います。