「情報の共有化」という意味では、これから地域で子供たち相手に将棋の活動をやってみようかという方々にとり、私が立ち上げの際に出合った問題やどう考えどう決めたかということの中に、何か参考になることがあるかもしれません。少し書いてみたいと思います。

3年前、なぜ「自分の息子を週末にどこかの教室に連れてゆく」ではなく「学校で将棋好きの子の集まりをつくる」というアクションをとったかについて。
野球やサッカーですと、同じチームの子がクラスに居て、大会での出来事などを教室でも話すと思います。それを聞いて「がんばってるんだなぁ」というのを、先生も他の子たちも認知する。ところが将棋は、同じスクールに通う子がクラスに居るという幸運にはなかなか恵まれません。せっかくがんばっているのに、学校ではそれを誰も認めてくれない孤独。ちょっとかわいそうかなと思いました。

昨日の投稿に「3年生と4年生にチラシをまいた」と書きました。なぜ全校生徒ではなかったか?
これは、あまり来すぎると困るから(笑)。私の自宅で行うことが前提だったので。また、車に乗る人数(子供4人まで)というのもありました。これは、市内の普及指導員の方が居る教室(真間小や八中)に車で連れてゆくためです。

人数をそれ以上に増やしたきっかけは、市川市民大会です。行徳の七中教室で「出たい子」を募り、大会参加にあたって、公式戦の注意事項を含め、少しは形になるように、事前に稽古期間を設けました。尚、この時点で、対象は息子の小学校だけでなく行徳全体になりました。
場所は、実は私がライブをやっている喫茶店で行いました。店長さんが「1品だけでも注文してくれたら、2時間将棋指しててもいいよ」と、大変ありがたい条件でお店を使わせてくれました。保護者の方にご理解をいただいて、ジュース一杯分だけ、百円玉数枚を毎回子供に持たせていただきました。

なぜ学校等の施設を使わなかったか。
学校施設を使用させていただくということは、ちゃんとした会にして、団体登録をしなければなりません。
また、学校を使う団体(野球・サッカー・バスケ等等)の担当者は、定期的に「施設会合」という会議を行っています。父母会を設けて、担当者を決めて・・・という展開になると保護者の方々の負担が大きいと感じました。
さらに、父母会でありがちな問題として、大人の人間関係・・・熱心にやる人とそうでない人の温度差、不満・・・子供たちの競技そのものとは別のところで、相当のエネルギーを消耗する。また、子供はやりたくても、親がそういうことを敬遠して入れさせないといったことが出てくる。
親の都合に関係なく、子供が「やりたい」と思ってくれたその気持ちだけで将棋ができる形をとりたかった。

喫茶店から公民館に移した理由。
市民大会が終わった後も、子供たちが楽しそうだったため喫茶店での活動を続けていました。しかし、30席の店内に10人子供が居ると、声は響くは駒音はするはで、他のお客さんの迷惑になると感じました。店長は大丈夫いいよと親切に言ってくださっていたのですが、場所を移す決断をしました。
また、市民大会の際、子供たちの参加が増えたことを大会関係者の方々に大変喜んでいただきまして、一般公開に踏み切ろうかという気持ちになりました。
公民館は、部屋の抽選等が面倒と思っていたのですが、最近はインターネットで比較的楽に抑えることができることを知りました。それもあり、よし公民館でやろうと。

1年たち、人数は登録ベースで30名。
行徳将棋クラブに来るきっかけは、いちばん多いのが行徳新聞(地域のコミュニティーペーパー)。あとは七中教室、連盟HP、HaraBlog、教室生徒の紹介などです。

まとまりがなく申し訳ございません。何かお役にたてる情報があれば、たいへん嬉しいと思います。