大学時代にサークルで同期だった友人が、オーケストラの指揮者をしていまして、金〜土にかけ横浜のみなとみらいホールで上演されたオペラ「フィガロの結婚」の監督・指揮でした。私は、金曜日に観に行きました。

圧巻。いやぁ〜素晴らしかったです。横浜オペラ未来プロジェクトというのがあり、その一環とのこと。

彼のサイトを紹介します。
村中大祐のHP
村中大祐のブログ

参ったなぁ、場末のフォークシンガーとはエライ違いです(笑)。

大学時代に、一緒に英語劇をつくりました。彼はもちろん音楽担当。で、私は大道具(笑)。

あの頃のことで特に印象に残っているのが、彼が、劇中の効果音や音楽をテープではなく生演奏するっちゅー訳ですよ。「エェ〜ッ!?」マジかと思いましたが、舞台下にブースをつくってシンセサイザーを置いて、やっちゃいました。スゲーことするなぁと、驚いたの何の。

よく考えると、オペラって、そうなんですよね。舞台の下にオーケストラが居る。もしかして、あの時既に彼のイメージの中にオペラがあったのかなぁ。と、先日フィガロの結婚で指揮棒を振る村中君を見ながら、思いました。なんだか、不思議な気持ちでした。

ブログとか読むと、キラキラしてますね、村中くん。基本的に、あの頃のまんまです。もちろん、やっていることとか話の内容はグレードアップしている訳でして、とてもついてゆけませんが、こんなようなことをキャストや芸術系スタッフがよく真剣に議論していたなぁと、懐かしく思い出しました。私は、トンカチやって終わってから飲みに行くのが楽しみだっただけでしたが(笑)。あ、その時点でもうどうにもならん差があったか(笑)。

脱帽。色んな意味で素晴らしい時間でした。感謝。心洗われました。