コーカサスの山(写真:コーカサスの山々 撮影:原伸一)




25日マイセン例会、26日行徳祭りなど、色々とイベントもあったのですがやはり、イチバン気になるのは戦争や経済のことだったりします。

ロシアとの戦争で傷を負ったグルジア復興に、日本政府が200億円の支援をするとのこと。そっかぁ〜と、なんともいえない感情が沸いてきました。

商社勤務時代に、旧ソ連の共和国を商用であちこち訪れましたが、コーカサス3国(グルジア・アルメニア・アゼルバイジャン)とりわけグルジアは、私の好きな国のひとつでした。自然が美しく、ワインの美味しいステキな国です。親日的で、柔道がさかんだったりもします。日本で活躍する力士も居ますね。

発展途上の小国に経済支援ビジネスを仕掛けるのは商社の仕事のひとつですが・・・

戦争で国をさんざんぶっ壊した後で、その修復に出て行く。医療や道路などのインフラ関係がメインになるわけですが、このハイエナのような仕事が、どうなんだろうなぁと、そんなジレンマがありました。戦争をビジネスチャンスにしているような・・・
まぁ、困っているのだから、誰かが助けてあげなければならないのは事実です。ですが、、、戦争しなきゃイイじゃん?

そぅして、その国は国際政治の勢力図により深く組み込まれていくワケです。グルジアも、アゼルバイジャンのバクー油田から伸びるパイプラインが通過する地理的要所にあり、こうなる運命に・・・あったんだなぁ〜 ウ〜ン。。。

葡萄酒と、おいしい乳製品と野菜と果物と・・・ ハイテク文明なんか入り込まなくても、ゼンゼンオッケーのステキな国・・・

今、その立場に居たら、どうだったんだろう。心に矛盾を抱えながら、黙々と粛々と、仕事の仕込みに奔走していたのカナ。

アゼルバイジャンのコンビナート(写真:アゼルバイジャンの首都バクーの石油コンビナートにて 撮影:原伸一)