Hara Blog

千葉県市川市の行徳でライブ活動を行っている、フォークシンガー原の日記です。公認将棋指導員として、子供たちの将棋の話題なども。

2013年06月

小学生倉敷王将戦

6月30日(日)は、東京・千葉にて小学生倉敷王将戦でした。

各会場の行徳将棋クラブの子供さんたちの活躍です。


東京都大会

浦野雅都くん(4年)が高学年の部、浦野恵都くん(2年)が低学年の部に出場。2勝通過2敗失格形式の予選。二人ともそれぞれ高学年、低学年の部で見事、予選突破!
さすが我らがビッグマウス、有言実行の男たち(笑)。

東京都はかなり力を入れて将棋に取り組んでいる子の参加が大半で、多くが有段者らしいので、そんな中、実力を発揮してよくがんばってくれました。決勝Tはさすがにキビしかったようですが、午後の勝ち抜き戦では二人とも立派に勝ちこし、商品をゲットしたとのこと。
昨年は予選落ちでしたので、一歩、駒を進めました。いや、失礼。雅都くんは昨年は低学年だったので、三歩くらいは進めましたか(笑)。よし、これからもデカい夢を見ようぜ!



千葉県大会


低学年代表戦

2ブロックに別れリーグ戦を行い、それぞれの上位二人による4名で2つの代表枠を競う形式。そのひとつのブロックが、混戦で大変なことになりました。何と、全勝者が居なくなり、4勝1敗の子が1位はよいのですが、3勝2敗が三人並んでしまった。その中に、西田光輝くん(3年)が居ました。再度その三人で、初手から秒読みの早指しでの総当たり戦。1勝1敗でもう一歩でした。惜しかった。でも、感動したっ! 素晴らしいファイトを見せてくれました。
実は直前まで代表選に出るという考えはなかったようなのですが、大躍進を実感してくれた日ではなかったでしょうか。勇気あるチャレンジを称えたいです!


高学年代表戦

4名が参加。現在は主に柏道場で勉強している岸野伊吹くん(5年)が2勝して決勝Tへ進んでくれました。待ち時間に、お父様と二人で指して時間を過ごしている姿が印象的です。震災時には、浦安のかなり地盤・建物の被害の大きかった地区にお住まいでした。その後ご家族も伊吹くんもさまざまのご苦労があったことでしょうが、ずっと将棋を続けている姿に心打たれます。少し髪を短くして、たくましく見えました(笑)。いっそう力強く成長してゆくことと思います。これからも楽しみです。


Aクラス

高橋聖矢くん(6年)、優勝
改めて紹介する必要のないくらいの当ブログの常連キャラで(笑)、もう何度も入賞しているイメージを与えているかと思いますが、意外にも県連主催の個人戦では嬉しい初入賞・・・4戦全勝の優勝でした。小学生最後の年に、良い思い出ができたことでしょう。このところ、負けた将棋については自分なりにちゃんと対策を考えてくるようになりました。荒削りだったのが、キレイに磨かれてゆくことでしょう。新浜小はクラブでもいっそう大所帯になりつつありますので、後輩たちから尊敬される良い先輩であってほしいと思います。

また、先日浦安大会でご紹介した川本大喜くん(5年)が3勝1敗でしたが、惜しくもスイス式得点で入賞ならずでした。悔しかったことでしょうが、神様が順番にご褒美をくれていると思って、次へ向けてがんばってほしいです。
実は川本くんと杉山和輝くん(5年)のクラブ内対決大熱戦の好局がありました。どちらにも決定的なミスらしい手がないまま長い中盤の末、終盤は入玉模様のタイヘンな将棋に。直後にはどちらにも何もアドバイスできなかった。帰宅後に棋書を引っ張り出しバサバサとめくって検討。ドンピシャリの解説はナイのですが、考え方として応用できる部分があったので、次の教室で共に語ろう。


B・Cクラス

入賞者はありませんでしたが、みなさんよくがんばってくれました。写真に撮った星取表を改めて眺めているのですが、2敗とか3敗してしまった子も、上位入賞者にたて続けにアタってしまったというケースが多かったようですね。ちゃんと見ていますので、大丈夫ですよー(笑)。

保護者の方にお願いなのですが、どのような結果であっても、まずは「よくがんばったね」とほめてあげてほしいです。子供さん皆さんにそれぞれの性格(による棋風)とその時に抱えている課題、そしてその日の運があり、今日の結果となっています。出来れば保護者の方々とゆっくりそういった話もしたいと思っていたのですが、今日はバタバタしてしまいました。
もちろん、勝つほうが楽しいのですが、より向上するにはどうしたらよいのかを考えてゆく過程を、楽しんでいただけるようになればいいなと思います。特に保護者の皆さんには、勝ち星にならなかったとしても、歩みは進んでいるのだということをどうにかして知ってほしいと願っています。


最後に、今日Aクラスに出場した上條航くん(5年)が、実戦詰み局面を作ってきてくれたのでご紹介します。
手のひらほどもない小さなメモ用紙に、盤から手書きで、細かくとても綺麗に書かれていて、あまりに素晴らしいので実物をご覧いただきたいと思い、スキャンしました。この緻密さは、どうでしょう!

上條航作品


上條作品解答

6月29日(土)の風景

6月29日(日)午前、行徳公民館第2和室にて行徳将棋クラブ活動。

新浜小4名、南新浜小3名、行徳小1名、南行徳小2名、新井小1名、高洲北小1名、葛飾小1名、北部小1名、明海小1名、東小1名、葛西第二小1名、未就学2名、計19名。


明日は倉敷杯なので、Aクラス以上は互いの得意戦型にせずに、課題の局面を設けてロールプレイをしました。Role Playing Game = RPG(役割分担を設けて実戦を想定した練習を行うこと)。
話が飛んでスイマセンが、「RPG」は最近流行りのロックバンド「SEKAI NO OWARI」の曲名ですね。あれ、いい曲ですね。吹奏楽曲にイイんじゃないかな。「これだっ!」と手を叩いた音楽の先生がたくさん居ることでしょう(笑)。

さて、明日はいよいよ大会。普段の力が出せるよう、今日はリラックスして過ごして、よく寝てくださいね。
落ち着いて盤面を見て、最善手を一手一手、ていねに探して指しましょう。

6月29日(日)の確認

6月29(土)行徳将棋クラブ活動の確認です。

行徳公民館第2和室にて、10−12時に活動を行います。

今後の予定

6月29日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
7月 6日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
7月13日(土):10-12時 押切自治会館(行徳公民館が設備点検で休館のため)
7月20日(土):9:30-11:30 七中2階会議室(七中ブロックコミュニティークラブさん主催「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加)。
7月27日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
8月 3日(土):10-12時 行徳公民館第2和室



※上記すべて無料です。

東京のみなさんもがんばって!

30日(日)は、東京都でも倉敷杯の予選が将棋会館で行われます。私は千葉会場ですが、東京メンバーの皆さんもがんばって!

千葉は、さまざまな棋力の子たちに入賞のチャンスが与えられるようなランク分けがされていて、幸せですね。東京都はじめ他県は、ランク分けはなく代表を選出することに主眼が置かれているところが多いと思います。

東京メンバーをどうにか千葉にスカウトできないかと思ってしまいますが(笑)、ムリですね。それぞれの場でがんばりましょう。大きなミスをしないよう、あせらずに落ち着いて指して、悔いのない一日となりますよう。健闘を祈ります。

30日朝の電車

30日(日)、中学選抜・倉敷杯の日の朝の電車を検索。

東西線沿線の皆さんは、東葉高速線直通の下記の電車がよさそうですね。カッコ内が各駅の発車時刻です。

浦安(8:41)→ 南行徳(8:42)→ 行徳(8:45)→ 妙典(8:47)→ 西船橋(8:54)→ 八千代中央(9:10)


東葉高速線は電車賃が高いことに注意ですね(笑)。
行徳駅から八千代中央駅ですと、大人は片道710円、小学生は片道360円。

浦安市民親睦将棋大会

私自身は会場へ行っていないのですが、嬉しい報告がありましたので紹介します。

本日6月23日(日)に、浦安市にて市民親睦将棋大会が開催されました。


子どもの部で、浦安市立北部小5年生の川本大喜くんが見事、優勝
これまで、たまたま運悪く風邪で大会に出れなかったりして、有力選手なのですがナカナカ入賞の機会に恵まれませんでした。日頃がんばっていますので、スポットライトが当たる時が巡ってきたことを嬉しく思います。きっと、良い励みになることでしょう。男の子は小学校高学年くらいから論理的思考力が飛躍的に伸びると言われますが、まさに川本くんを見ていてそう感じます。相手の戦形に応じた作戦の立て方などを、スポンジが水を吸い込むようにどんどん吸収していっています。今後も楽しみです。

また、昨年子どもの部で優勝した浦安市立東小5年生の先山倫太郎くんが今年は大人・有段者の部に出場し、こちらもなんと、第4位という好成績。3勝1敗でポイント差で3位になれず残念だったとのことですが、とても立派です。低学年の頃から新聞の将棋欄を熱心に読んだり将棋世界を購読したりしていることもあり、筋の良い将棋を指します。
他の活動にも力を入れていて将棋は少しブランクもあったのですが、私の中では行徳将棋クラブの三井寿(スラムダンク)(笑)。綺麗なフォームの素晴らしいシューターです。「今の君はもう十分あの頃を越えているよ」・・・安西先生の言葉を、そのまま送りたいと思います。


その他にも、行徳将棋クラブの浦安メンバーたちが参加してがんばってくれたようです。お疲れ様でした。みなさんの大健闘を称えたいです!

6月22日(土)の風景

6月22日(土)行徳公民館第2和室にて、行徳将棋クラブ活動。

富美浜小2名、塩焼小1名、新井小1名、葛飾小2名、北部小1名、明海小1名、下鎌田東小1名、葛西第二小1名、未就学1名、計11名。


今週から来週にかけて、行徳地区の小学校は参観日ですね。お父さんお母さんにイイとこ見せられたかな?(笑)

これから行徳文化ホールI&Iでピアノの発表会という子が、
「緊張をほぐしに来ました」と。
おぉぉ、スゴイ。I&Iホールにはスタンウェイという素晴らしいメーカーのピアノが置いてありますが、それを弾けるのなら、それだけでも素晴らしい機会だと思います。ちょっと鍵盤が重たかった記憶がありますが、大丈夫かな? 健闘を祈ります!

6月22日(土)の確認

6月22(土)行徳将棋クラブ活動の確認です。

行徳公民館第2和室にて、10−12時に活動を行います。

今後の予定

6月22日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
6月29日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
7月 6日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
7月13日(土):10-12時 場所未定(行徳公民館が設備点検で休館のため、押切自治会館を予定しています)
7月20日(土):9:30-11:30 七中2階会議室(七中ブロックコミュニティークラブさん主催「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加)。


※上記すべて無料です。

終盤は駒の損得よりスピード

下図は、文科杯西部地区予選から。
先手はGSG(Gyotoku Shogi Girls = 行徳将棋クラブ女子 ←プロモーションしつこい・笑)の子。

中盤の応酬をとても上手にやって、勝ち局面が出来ています。後手の子が苦しまぎれに△4五角と飛車とりに打ったところ。

▲5一角にするか▲5一銀とするか、角と銀を何度も握り直しては悩みました。
「▲5一角は王手なので強力だが△同金▲同飛成は角金交換で駒損。▲5一銀は△同金なら▲同飛成で駒損なく竜もつくれるが、△5四角と飛車のほうをとられ▲4二銀成と進み、損はしないがその後どう進めてよいか難しい」
考えた末、▲5一銀と、いずれにしても「損をしない」道を選びました。
そこから優勢をキープして勝ち切ったのは立派! でも、その道のりの長かったこと・・・

損得よりスピード


上記局面は、飛車とりをいったん放っておいて、7四に歩でも銀でも打ちましょう。まずは玉を狭い方に押し込んで、飛車をどうするかはそれから考えればOK。それで勝勢です。上部へ脱出されるとメンドクサイ。「玉は下段に落とせ」という将棋の格言があります。


ある時点で、損得勘定を捨てて「損しても勝てばイイ」へのギアチェンジをしましょう。女の子は本能的に「損すること」をキラうのでこれがなかなか難しいですが、意識して、反復してゆきましょう。「これ、もぅ勝ってんジャン」・・・そのタイミングがつかめれば、ビョン!と強くなります。

文科杯・産経新聞の記事を読んで

文科杯千葉県大会の模様が今日(17日)の産経新聞で紹介されるとのことでしたので、行徳駅のキオスクで購入しました。22ページの千葉欄に、記事があります。

中学部門優勝の市川中学校主将の生徒さんの名前とコメント(昨年は東日本大会で敗退したので、今年は全国大会に出られるよう頑張りたい)を見て、「お、もしや」と千葉の将棋情報で確認したところ、やはりそうでした。福栄中と昨年、代表の3枠をめぐって激闘を繰り広げた市川中のメンバーのひとり。今年は3年生で主将をつとめたのですね。優勝おめでとうございます!

昨年の風景がよみがえり、思わずジワッツとこみあげるものがありました。
福栄中のメンバーは運動部に所属していて、学年が進み今年はチーム編成ができませんでした。でも、みなそれぞれが選んだ道でがんばっています。
何年かして、どこかで再会して、例えば大学将棋の場で「あー、あんときの!」なんてことがあったら楽しいでしょうね。

青春って、イイなぁ〜

文部科学大臣杯小学校団体戦千葉県大会

6月16日(日)は、千葉市の青少年女性会館にて、文部科学大臣杯小学校団体戦千葉県大会が行われました。

千葉県の各地区予選を勝ち抜いた17チームにより、東日本大会への4枠をめぐり熱戦が繰り広げられました。市川市行徳地区からは、西部地区代表となった富美浜小と新浜小が参加。

8チームと9チームの2ブロックに分かれ、各ブロック3位までが順位戦へと進みます。
・ 各ブロック1位は代表決定。
・ 2位対決で勝った方は代表決定。
・ 3位対決で勝った方が、2位対決で負けたほうと対戦。勝った方が代表。
という形式で、4校を選抜。


富美浜小
1回戦○1−2●、2回戦○3−0●、3回戦○1−2●。チーム成績1勝2敗でブロック突破ならず。
主将の金澤匠樹くんが貫録の3戦全勝してくれました。さすがです。清野花来ちゃん清野考創くん1年生コンビ、いきなりの大舞台でしたが、それでも二人とも立派にひとつ勝ち、チームに1勝をもたらしてくれました。
しょうくん、前日のテーブルマーク杯九州大会の疲れもあったでしょうが、本当にありがとう。KaraちゃんKouちゃん、良い経験ができましたね。これを糧にして、また元気にがんばっていきましょう。


新浜小
1回戦○3−0●、2回戦○1−2●、3回戦○1−2●、4回戦○2−1●。チーム成績2勝2敗でブロック4位。惜しくも突破ならず。
予選と同様、主将高橋聖矢くん、副将上條航くん、三将奥春瑠さんのオーダーでのぞみました。立派な戦いを見せてくれたと思います。内容的にも、今後のステップアップにつながる良い対局たったようです。
午後の交流戦でも2勝し、順位として全体の7位をいただきました。ブロック4位どうしの対決も白星でしたので、実際に7番目くらいのチーム力だったことでしょう。胸をはってほしいです。


県代表になるには、かなり強い有段者クラスが2名いるか、あるいは三人とも上級以上のすごくバランスのよいチームであることが必要だと思いました。結果は、千葉の将棋情報サイトに掲載されています。
代表になられたみなさん、東日本大会もがんばってください!

6月15日(土)の風景

6月15日(土)は、七中ブロックコミュニティークラブさん主催の「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加しました。

トーナメント前の自由対局の時間帯、将棋を指している子が20数名居る中で、女子の比率が半分近い。日本中探してもめったに無い場だと思います。将棋だけでなく、オセロで楽しんでいる子たちも居る和やかな場の雰囲気が、女の子にもなじみやすいのかもしれません。


さて、新浜小6年の高橋聖矢くんが、詰むや詰まざるやの終盤の局面を持ってきてくれました。
上級〜有段クラスの子たちが盤を囲んで、あーでもないこーでもないと盛り上がりました。

詰むや詰まざるや



▲1三飛成に△同玉なら▲2五桂と打って、後手玉の逃げ場は2四と1四の2つ(1二と2二は早い)。

△2四玉なら▲3五銀がよさそうですね。
、て蔚未覆蘂ィ艦伺呂任錣りやすい。
□ぃ瓜誘未覆蘂ィ姥浙笄て蔚蔓ィ下祁泡ぃ穎散蔓ィ閏袈笄て蔚蔓ィ蔚綛瓩任靴腓Δ。

△1四玉なら▲1五銀ですかね。△同玉▲1六銀に
、て蔚未連ィ家桂△2六玉▲3六金△1五玉▲1九香△2四玉▲3五銀。
□ぃ河散未連ィ穫散癶ぃ穎散漫腹て蔚未連ィ骸袈癲泡ィ家桂△1五玉▲1九香△2四玉▲3五銀。


上図に戻って▲1三飛成に△3三玉の場合は、詰むかどうかは変化が多くて検証が大変なのですが、実戦的には詰ます必要がないので、落ち着いて詰めろを続ければ勝ちでしょう。

6月15日(土)の確認

6月15(土)行徳将棋クラブ活動の確認です。

七中にて、七中ブロックコミュニティークラブさん主催の「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加します。
場所は七中ですのでご注意ください。上履き持参お願いします。


今後の予定

6月15日(土):9:30-11:30 七中2階会議室(七中ブロックコミュニティークラブさん主催「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加)。
6月22日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
6月29日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
7月 6日(土):10-12時 行徳公民館第2和室

※上記すべて無料です。

寄せ形への構想

文科杯で、気づいたこと。

駒組みから中盤のやりとりまでとても上手に指しているし、詰み局面が出来ればちゃんと詰まして勝ってくれるのですが、詰みの少し手前、寄せ形をどうつくるかという場面で苦労している子が見られます。とくに女子にその傾向が多いかな。

下図は、西部地区予選から。先手の女の子が上手に攻めて、ここまで満点。優勢です。
手番が先手として、さあ、どう後手玉を追い詰めましょうか? 

働きかけるべき駒は



3一に居る後手の銀をどかしたいですよね。ウン、着眼は正しい。実戦では、▲3二銀(あるいは香だったか)とこの銀に働きかけました。ところが、△2二銀打▲2一竜△8六歩・・・ と後手の男の子の必死の攻防にてこずり、うっかりミスも響いて大逆転されてしまいました。

後手の3一の銀に命を与えているのは、実は6四の角なんです。従い、直接3一の銀を狙うのではなく、この角に働きかけるほうが要領がイイ。何らかの方法で、6四の角をイジメにゆく手を考えた子は、カンがよいです。
具体的には色々考えられますが、▲6五香が一番シンプルでよいのでは。△4二角▲6三香成となれば、一気に寄り形。


このような思考は、男の子は教えなくても本能的に備わっている子が多いような気がします。一般的な女子の感性にこの部分を育てるには、恐らくそれを意識した何らかの取り組みが必要なんだろうと思います。

文科杯西部地区予選より 〜連続王手の千日手は反則〜

みなさんにも、ぜひ将棋のルールで知っておいてほしい場面がありましたので、ご紹介します。

「千日手」ルールは、知っている子も多いことでしょう。あるいは、聞いたことくらいはあるかな。
局面、持ち駒、手番、まったく同じ局面が4回現れた時点で、その対局の勝敗はナシとなり、先手後手を入れ替えて指し直しとなります。
ただし、連続した王手の千日手は、王手をかけているほうが反則負けとなります。


下図は、6月9日の文科杯西部地区予選より。新浜小1の航(わたる)くんの戦いの終盤の部分図です。

後手表示が航くん。王手のかからない局面をつくる逃げ方もできたのですが、敢えて王手をかけさせて持ち駒をなくさせたほうがよいと判断。△9三玉〜△8四玉と逃げ、先手の▲7五銀を誘いました。

連続王手の千日手


上図から、△9五玉▲8六銀△8四玉▲7五銀という千日手コースとなります。が、先手の指し手、▲8六銀と▲7五銀はいずれも王手。連続王手ですので、4回目に上図が現れた時点で後手の航くんの勝ちとなります。

対局後に控室で航くんに確認したところ、ちゃんと判って指していました。切り合いでリスクをおかすより、相手がルールを知らなければ反則勝ちにするつもりでいたようです。よく将棋のルールを知っていなければ出来ない、高等テクニックです。

相手の子も立派でした。ルールを知っていて、ちゃんと手を変えてきました。
印象に残る、本日の名場面でした。

文部科学大臣杯小学校団体戦西部地区予選

6月9日(日)は、文部科学大臣杯小学校団体戦西部地区予選でした。
行徳将棋クラブでは5チームを編成し参加。今日も皆さん、大活躍でした。


富美浜小 優勝 (4戦全勝)(県大会出場) 
メンバー: 金澤匠樹くん(6年)・清野花来さん(1年)・清野考創くん(1年)
このところ受験勉強などで忙しい強豪しょうくんが助けてくれることになり、KaraちゃんKouちゃんの1年生コンビを率いて優勝に導いてくれました。空き時間に控室で、しょうくんが熱心に二人を指導する姿に感激。とてもありがたかったです。表彰式では、ちいさな1年生コンビにどよめきが起こっていましたね(笑)。頼りになる先輩を良いお手本にして、県大会もがんばりましょう。


新浜小1 準優勝 (3勝1敗)(県大会出場)
メンバー: 高橋聖矢くん(6年)・上條航くん(5年)・奥春瑠さん(4年)
実力的に平均値の高いバランスのよいチーム。破壊力あり終盤の強い聖矢くん、沈着冷静な航(わたる)くん、整理された綺麗な将棋の春瑠さん。今日は、聖矢くんがチームに勢いを、航くんが安定をもたらしてくれました。チームづくりに有意義な一日だったのではないでしょうか。一局ごとに連帯感が増していったように見えます。県大会でも上位を狙えるチームだと思います。来週もがんばりましょう。


南新浜小 第5位 (3勝1敗)
メンバー: 矢部智也くん(6年)・福田晴人くん(6年)・矢部綾乃さん(3年)
スイス式得点で惜しくも県大会出場ならず残念! 強豪智也くんと妹の綾乃さん、今日も安定した強さを見せてくれました。吹奏楽部で土曜日に将棋クラブに来れなくなった晴人くん、今日は久しぶりに参加してくれてありがとう。パーカッションがんばって、いい音楽を響かせてね。


新浜小2 (2勝2敗)
メンバー: 及川紀美さん(6年)・西岡栄美さん(1年)・及川康之介くん(4年)
男の子の康之介くんを主将にするアイデアもあったのですが、紀美さんが弟をいたわって引き受けてくれました。かわいそうなことになるかと心配したのですが、どうして立派な主将として堂々の大健闘! 栄美さんと康之介くんも伸び伸びと指して、チーム成績も素晴らしい結果でした。雰囲気の明るさではナンバーワンでしたね(笑)。


葛飾小2 (2勝2敗)
メンバー: 杉山和輝くん(5年)・西田光希くん(3年)・田澤啓太くん(3年)
とても良いチームです。地区大会で終えてしまうのがとても残念。今日は、組み合わせのアンラッキーも重なり、惜しくもあとひとつ届きませんでした。来年もこのメンバーで出たいですねー。和輝くん、光希くん、啓太くん、この悔しさをぜひ、希望に変えましょう! まずは3人がそれぞれ一回り二回り大きくなるべく、個人戦の大会へ切り替えてがんばってゆきましょう。


文科杯に参加できなかった子たちも、仲間の活躍にぜひよい刺激をもらって、30日の倉敷杯へ向け気分を盛り上げていきましょう!

6月8日(土)の風景

6月8日(土)午前、行徳将棋クラブ第2和室にて行徳将棋クラブ活動。

行徳小1名、南行徳小5名、新浜小4名、南新浜小2名、塩焼小2名、葛飾小3名、北部小1名、東小1名、明海小1名、下鎌田東小2名、高洲北小1名、葛西第二小1名、未就学1名、計25名。


子供の発想はオモシロイなぁと感心します。下図のような構えをしている子が居ました。よく見ると7八と7九の銀と金の位置が不自然。

7八銀7九金


うっかり反対に置き間違えて対局を始めてしまったんだろうと思い、
「これ、逆だよね?」
と指摘したのですが、敢えて▲7八銀▲7九金としてから角道を開けたとのこと。理由を聞いたところ、
「いつもここに打たれるから」
と6九の地点を指で指しました。度々割打ちをくらうので、自分で考えたんですねー。

エライ! 素晴らしいです。自分で考えるのは、とても良いこと。勝敗よりそちらのほうが大切。


普通は下図のように、下段に飛車を引きます。5筋の歩を交換できる場合は交換して1歩持ってから引いてきたほうが手損にならず要領がよいです。この形にしておけば割打ちはありません。7九の銀は、攻めにズンズン出てゆきたいですね。

下段飛車

6月8日(土)の確認

6月8(土)行徳将棋クラブ活動の確認です。

行徳公民館第2和室にて10−12時に活動を行います。

今後の予定

6月 8日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
6月15日(土):9:30-11:30 七中2階会議室(七中ブロックコミュニティークラブさん主催「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加)。
6月22日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
6月29日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
7月 6日(土):10-12時 行徳公民館第2和室

※上記すべて無料です。

定跡のワナ

最近、教室での対局を見ていて、ふと考えさせられることがあります。

定跡をよく勉強していて、「にて、後手指せる」とか「ここからは先手の駒組みのほうが進展性がある」とか書いてあると、思わすそれをうのみにしてしまいますね。

だけど、そこから先、実際、指してみないとワカラナイ。教室でも、本では不利とされている局面からの逆転勝ちが多々見られます。いや、ヘタをするとそちらのほうが多いかもしれない。

定跡本をうのみにせずに、そこから先を指してみるというのは、大事なことだなと感じます。

一手かせぐ

下図は、教室での対局から。手番は後手。

△1五歩と振り飛車側が端から仕掛け、▲同歩△同香▲同香△同角と進みました。
「あれぇ〜? こんな単純な攻めが上手くいくハズないんだけどなぁ〜。でも何かヤラれちゃってるっぽいなぁ〜、何でだろ?・・・」

端の攻防



よくあるパターンだと思いますので、コツを覚えておきましょう。

上図から、△1五歩▲同歩△同香のときに、すぐに▲同香ととらずにいったん▲1六歩とタタキます。△同香▲同香△1五歩と進んで、下図。

端の攻防2


上図から、▲2四歩と突き捨てて、一手かせぐのがコツ。同角なら▲2七香。△同歩なら▲1五香。


知っていれば何てことありません。△1五歩には「いらっしゃいませ、マイドありぃ〜!」でイキましょう。

6月30日(日)の小学生倉敷王将戦・中学選抜について

6月30日(日)に、小学生倉敷王将戦および中学選抜の千葉県大会が開催されます。

倉敷王将戦には、千葉県在住の小学生の皆さんはどなたでも参加できます。
中学選抜は、通っている中学校が千葉県の生徒さんが千葉県予選に出場できます(千葉県在住で東京の中学に通っている場合は東京都予選に参加)。
ぜひ積極的にご参加ください。
(※上記、いったんアップしたものを正しく訂正しました)


以下サイトにて詳細確認の上、6月28日の締切日までに各自事務局へ申し込みください:

小学生倉敷王将戦千葉県大会 → こちら
中学選抜 → こちら

参加クラスがわからない方はご相談ください。
段・級をもっている子は、たくさん勝ちたいからと下のランクにエントリーすると失格になる可能性ありますのでご注意ください。
また、前回までに3位以内に入賞している子は、段級がかわっていなくてもランクを上げてエントリーしてください。



また、同日6月30日は東京都在住者も小学生倉敷王将戦東京予選です。ぜひ積極的にご参加ください。

小学生倉敷王将戦東京都予選 → こちら

東京都は事前申し込みなしで当日受付のようですね。予選2勝通過2敗失格でトーナメント。最初の組み合わせはエイヤでガラガラポンなのでしょうか。抽選運も絡んだ激しいドラマが生まれそうです。みなさんがんばって!

6月1日(土)の風景

6月1日(土)午前、行徳公民館第2和室にて行徳将棋クラブ活動。

行徳小1名、南行徳小5名、新浜小5名、南新浜小2名、富美浜小3名、葛飾小2名、北部小1名、下鎌田東小2名、常磐平第三小1名、未就学1名、計23名。


文部科学大臣杯小中学校団体戦および中学選抜・倉敷杯。ことしもこのシーズンがやってまいりました。

明日は中学の部西部地区予選ですね。昨年は福栄中が大活躍でしたが、やはり中学生は学年が進むと難しくなります。今年は行徳将棋クラブでは参加見送ります。

来週、小学生の部西部地区予選には4校5チームが参加します。
(市川)新浜小1、新浜小2、南新浜小、富美浜小
(船橋)葛飾小
県大会目指してがんばりましょう!
行徳将棋クラブ
Twitterアカウント
千葉県市川市の行徳将棋クラブを運営している原伸一です。ブログの更新情報をお届けしてゆきます。
最新コメント
Profile
ハラ

フォークシンガー原
(原 伸一)

1967年生。千葉県市川市の南部、行徳・妙典でアコースティックライブの主催等の活動を行っています。また、行徳公民館で小中学生の将棋教室を開いています。

ライブ情報は以下サイトにて。

http://gyotoku.livedoor.biz
活動場所
喫茶「マイセン」(フォーク好きの集まり・例会です): 行徳駅より徒歩0分。改札を背にすぐ左、山下書店の2F。Tel:047-357-4039
会費500円+ドリンク代450円〜 

市川妙典SATY(路上ライブ): 妙典駅より徒歩3分。無料。お店の詳細は以下をクリックしてご覧ください。
メッセージ

名前
メール
本文
GSG5(行徳将棋ガールズ)
GSG(Gyotoku Shogi Girls)は、行徳将棋クラブの女子のこと。音楽も大好きで、2013年女子アマ団体戦で歌を歌ってベストパフォーマンス賞をいただきました。
人気将棋ブログ
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ