Hara Blog

千葉県市川市の行徳で弾き語り活動を行っている、フォークシンガー原の日記です。公認将棋指導員として、子供たちの将棋の話題なども。

コメント欄の運用について。様々な経緯から、次のようにさせていただいています: ブログ主およびコメント投稿者含め、互いの意見に対する反論や、ネガティブなニュアンスを感じさせるとブログ主が判断したものは、削除します。続く人はブロックし、解除しません。何卒ご了承ください。

2009年11月

満員御礼

29日、午前中NHK杯将棋トーナメント、藤井-近藤戦をテレビ観戦。
藤井九段が面白い指し回し。ちょっとアマチュアには真似できないかもですね(笑)。面白かったです。

午後、ギターの弦張り替え。練習。
生ギターの音が好きなので通常はライン通さないのですが、プラネタリウムは諸事情からラインのほうが安全そう。よって久々に、オーベーションアダマス起用。

若者たち3名もがんばってくれていて、昨日夜中に「今3人で練習していて・・・」と電話あり、色々相談受けました。明日は4人でスタジオ練習。

12月6日のプラネタリウムコンサート、たくさんの申し込みをいただきまして、ありがとうございます。200席、ほぼ満席のようです。深く感謝申し上げます。

今、奥田民生さんの「ひとり股旅ツアーDVD」を見てリラックスしているところ(笑)。

11月28日の風景

11月28日(土)午前、行徳公民館第2和室にて行徳将棋クラブ活動。

妙典中1名、妙典小1名、幸小2名、南新浜小4名、新井小1名、塩焼小1名、南行徳小2名、北部小3名、計15名。大人2名。
リーグ戦式で自由対局。

インフルエンザや学校行事で間が空いてしまった子は、なかなか苦戦しているようです。すぐに追いつきますので、くじけずにガンバって!

11月28日(土)の確認

11月28日(土)行徳将棋クラブ活動の確認です。この日は、いつもの通り10時から12時、行徳公民館の第2和室で活動です。


さて、今日は竜王戦第4局の2日目でした。
渡辺竜王、4連勝ストレート防衛おめでとうございます。

いやぁ、強すぎます。夕方職場でPCを覗いて呆然といたしました。は、早い!
今、並べてみたのですが、一手損角換わり4七金型から4五歩の仕掛けこれヤバイですね。△同歩▲同桂△4四銀▲4六歩のときに、じゃぁ後手は何をすればいいんでしょうか・・・
解説を見るとどうやら後手作戦負けのようですので、▲4七金に△4四歩を突くと難しくなるということ?
週刊将棋と将棋世界、楽しみにしています(笑)。

切れ負け

JT杯、行徳将棋クラブは高学年の部で2勝1敗の子が2名居たのですが、うち一人は将棋ではボロ勝ちで予選突破目前でした。

途中から時計がはいり、切れ負けルールになった。これが不運。

相手は持ち駒少なく攻めも切れているため、選択肢が少ない。よって、時間を使わない。一方行徳の子は「どうやって寄せようか」と考える一呼吸がある。勝勢なので、リスクをおかすより安全勝ちを目指す手を指してしまう。

最後の指し手、飛車を打っていれば詰みだった。が、思わず手にとった駒が金だった。スッと玉が真上にあがって時計を叩いたその一瞬後に、行徳の子の赤印が無常にもポトリと落ちた。

「あっ、落ちたっ!ハイッ!」
相手の子の右手が勢いよく上がった。

よほど悔しかったようで、ぐったりしていました。
これはしかし、いい経験ですね。勝ち上がってすぐに負けるより、これからの人生の糧には必ずなる。

私にとっても、いい勉強でした。切れ負けルールのときの戦い方というのが、ありますね。子供には基本的にあまり小手先のことを考えずに指してもらいたいですが、勝ちにこだわる必要がある場合では念頭に入れなければと思いました。

健康医療の視点で

先日、医療関係者と話をしていたときのこと。

「歳のいった人が『行徳将棋クラブは大人でもいいですか?』とけっこう電話かけてくる」という話を私がしたところ、「脳梗塞とか煩った人かも」と。ちょっと驚いて、「脳のリハビリに将棋がいいの?」とたずねたところ、「そらぁ、いい。明らかに、いい」とのこと。医者も、そのようなことを勧めるのだとか。

実際に現在煩っていなくても予防になるし、あるいは痴呆防止にもよいようですね。ある年齢以上の方々にとり、「人と交わって頭を使う」というのが大変重要なことのようです。

健康医療の視点で将棋を考えたことが無かったもので、しばし思考停止してしまいました(笑)。そのような場として期待される可能性は、想定外でした。

で、どうなるかわかりませんが、まずは歓迎しています。子供たちに交ざることに違和感なく楽しんでいただけるのであれば、ぜひ一緒に指しましょう(笑)。現在、お父さんたちとはまた別に、シルバーの方が2名いらっしゃっています。

日本将棋連盟としても、教育機関への働きかけというのも当然なのですが、高齢者が集まる場所への浸透を意識してみるというのも、ひとつ面白いかもしれませんね。ネットよりは活字文化の人々ですから、新聞社にとり頼りになる層。将棋の価値が上がると思います。

現場は大丈夫

11月21日付け広報いちかわに、プラネタリウムコンサートの告知が掲載されています。
かなり大きくて目立ちます(笑)。「おお、ヤバイ!」と、ギターの弦を張替え、今日は練習をしていました。

市民に音楽に触れる機会をつくっていただいている、市川市教育委員会に感謝いたします。将棋もそうですが、感謝しっぱなしですね(笑)。
無料コンサートではありますが、施設を稼動させますので、そのための運営費もちゃんと設定されている訳です。

芸術関係に加えまして、将棋にも予算を配分していただいています。コミュニティークラブ等のボランティア団体(市内3箇所で将棋教室を実施)や、おやじの会(妙典中おやじの会などで将棋を実施)など、伝統文化「将棋」の教育的効果を認めていただいています。また、昨年は公民館講座でも将棋を採用していただきました。

行政刷新会議の事業仕分けについて、「芸術」「教育」「伝統文化」をないがしろにしているという不満を言う人々が居ます(主に予算を削られた団体の人)。しかし、これは問題のすり替えです。

行政刷新会議は「芸術」「教育」「伝統文化」の価値そのものを否定しているのではなく、関係省庁の下についている財団法人や社団法人を経由してお金が流れるようなスキームに関して見直しを要求している。また、それは国ではなく地方の仕事ではないかと。

はい、地方ではちゃんとご理解とご予算をいただいていますよー。この厳しいご時勢に、大変ありがたいことです。せっかく設定していただいた機会に、心からの音楽を届けたいと思います。また、楽しい将棋の場をつくりたいと思います。

文化庁の予算がつかなくても、現場は大丈夫です!(笑)

JT杯東京こども大会

JT杯2009
22日、JT杯東京こども大会。行徳将棋クラブは、インフルエンザにより人数は減ってしまったものの、8名が参加。

スポンサーのJT様に深く感謝申し上げます。日本将棋連盟はじめ大会スタッフの皆様も、大変お疲れ様でした。ありがとうございました。子供たちにとり一生思い出に残るであろう素晴らしい経験であったと思います。タレントのつるの剛士さん(将棋二段だそうです!)も呼んでいただいて、子供たちも大喜びでした。

つるの剛士さんが、「バラエティー番組などに出演する際、今日は誰が居るからボクは香車でいこうとか、今日は銀でとか、将棋の考え方が役にたっています」と言われていました。ぜひそのように、普段の学校生活でも経験を生かしてほしいと思います。

たくさん対局して、いっぱい将棋駒消しゴムをいただいたようです。余裕で一年はもつと思いますので(笑)、これを机の片隅に置き日々を過ごしながら、今日の日の色々な思いを忘れずに、来年につなげてくれることでしょう。

8名無事に、保護者の方が迎える帰りの駅まで送り届け、ほっとしました。心地よい疲労感に浸っています(笑)。スタッフや参加者の皆様、大会に関わった、全ての方々に感謝。本当にありがとうございました。よい日でした。

11月21日(土)・22日(日)の確認

行徳将棋クラブ、11月21日(土)22日(日)の確認です。

21日(土)は第七中学校の囲碁・将棋・オセロ教室に参加します。9:30〜11:30です。上履きと、靴入れの袋を持参してください。
間違えて行徳公民館に行かないように気をつけてください。

22日(日)は東京ビッグサイトにて開催されるJT杯こども将棋大会に参加です。参加者は、8時30分にJR京葉線「市川塩浜駅」(行徳署の近く)に集合してください。いつもの行徳駅ではなく「市川塩浜駅」です。間違えないように気をつけて!
お弁当を忘れないようにしてください。お金は、電車賃は全部で500円くらいですが、余裕をみて1000円くらいは持ってきてください。

がんばりましょう!

手はある

行政刷新会議の結果は受け入れるべきと前々回の投稿で述べたのですが、では棋士・女流棋士の収入源を今後どこに求めたらよいでしょう?

なぜ私が考えるのか不思議ですが(笑)、ただ、あんまりきれいごとばかり言いっぱなしというのも無責任かと。

一案として、企業将棋部の顧問料の分野を開拓するというのはどうでしょうか。

例えば、日本将棋連盟が主催している「職団戦」。将棋世界や週刊将棋で、今以上にこれに紙面を割いてもらう。各企業の将棋部の紹介や、有力選手のことなど、プロ棋戦と同格くらいに扱ってもらう。また、一般紙にも協力を依頼して、取材してもらう。

そうなると、企業も将棋部の活躍に広告価値がでてきますので、活動を奨励するようになるのでは? 力を入れる企業は、プロ棋士に顧問料を払うことに理解を示すのではと期待します。あるいは会社が認めなくても、部員の多い将棋部であれば、ひとりくらいの顧問料なら部費から捻出してくれるかもしれません。
第一、企業にとっては、スポーツチームを抱えておくことを考えたら微々たる金額ですよね(笑)。

社会人棋士が活躍し世の中から認められるようになれば、それが子供たちにとっての「新しい夢の形」にもなります。

もっといいアイデアがあるかもしれません。社会人将棋ファンの声に耳を傾ければ、色々でてくると思います。
手はある。そして、早く始めなければ。もはや待った無しの状況なのではないでしょうか。

「共同声明」について

日本将棋連盟の上層部および正会員である棋士の先生方に届けばと思い、この投稿をいたします。

ある発表や行動について外の人間からどう見えているか、内側に居て把握することは難しいものです。従い、LPSAとの共同声明について、外からどう見られるか、連盟のために敢えてお伝えしたいと思いました。

一般社会人の方々は、会社や所属組織の中でこの種の紛争に案外よく接しており、将棋一筋に打ち込んでこられた純真な先生方にとり恐らく意外であろうほどに、人間関係の裏側を読むフィルターを持っているものです。そして正しい・間違いに関係なく、そのフィルターを通して「こうだろうな」と判断してしまいます。

さて、私がもし連盟に関係のない、少し興味を持つ程度の浅い将棋ファンだったとして。

共同声明ですが、停戦協定と見えます。ということは、紛争があったのだろうな、と。そして、これから過激派の残党狩りが始まるのだな、と。
さらに、LPSAとの力関係からして、連盟が弱い女性をパワーハラスメント的に抑え込んだような印象を持ってしまいます。
私自身は、決してそのようなことではないだろうと願っています。が、普通ならそういうイメージになってしまうであろうと。

もし今後、連絡協議会でいちいち週刊誌やネットの記事について「これは悪口だ。黙らせなさい」というような話が出てきてしまうと、「やっぱりそうだ」と判断されてしまいます。どうぞそのようなことはなさらないよう、あらかじめお伝え申し上げたく。それはもう、丁度最近話題になった映画「20世紀少年」のトモダチ・・・「こいつは粛清だ」を彷彿とさせます。

それ位読んでくれるのならまだ幸いです。最悪の場合、「将棋の人たちって、子供じみていてみっともないね」で終わりかもしれません。

通常、産業界においても、経営的に難局にあるような会社の経営陣の誹謗中傷ともとれるような口悪い記事が週刊誌やネットに度々掲載されることなど、日常茶飯事であります。
立派な経営者ならば、そのような雑音は無視し、会社のお客様や従業員のために黙々と職務に励むのが普通であって、連盟幹部の方々にもぜひそのようであってほしいと願っています。そうすれば、必ず慕う者・理解者も数多く現れ、世評もプラスになってゆくものです。

この度の共同声明が、純粋に、2団体でこれから将棋界を盛り上げてゆくための単なる確認書であったことを願っています。

新しい夢の形

行政刷新会議「事業仕訳け」の評価結果により、将棋界は極めて困難な新たな局面を迎えている・・・と考えます。

新聞社はじめ民間スポンサーからの支援が厳しくなる中、新たなる財源を求めて、さらには「公益法人」としての性格をアピールすべく、期待したプロジェクト・・・伝統文化こども(親子)教室。

このブログでも過去に述べています通り、私自身は公金の使い方としては異論ありの立場でした。
が、それはさておき、日本将棋連盟が描いた青写真は、公益法人として国から事業委託を受け、全国に棋士・女流棋士を派遣し伝統文化の普及を行う。このスキームを今後いっそうアピールし、拡大したい。それによって棋士・女流棋士の収入のベースを確保する、ということであったと理解しています。

それがこの度、政府により否定された。白紙に戻った訳です。公益認定はとれない、経営は益々苦しくなるといった状況が、すぐ目の前に現実としてある。棋士・女流棋士の職業性はいっそう不安定なものになります。

しかし、将棋界は断じて、政府の評価結果に文句をつけるべきではない。国が行うべき事業ではないという結論を、厳粛に受け止めるべきです。

将棋に打ち込むことによってどのような道が開けるのか、今とは違う、新しい夢の形を子供たちに示してあげなければならない。その時がきていると考えます。

祝・清水女流三冠達成!

女流王将戦復活をブログで大喜びしたにも関わらず、結果に関して投稿する機会を逸してしまっておりました。大変失礼いたしました。

本日、清水市代女流が女流王位戦に勝利しタイトルを獲得されましたので、この機会にと思いました。
まずは、先日行われました女流王将戦、防衛おめでとうございます。お目にかかったことはないのですが、宮崎出身の将棋ファンとして、棋戦を盛り上げていただきましたことに、深く感謝申し上げます。また本日、女流王位獲得おめでとうございます。

清水三冠は、地元で子供たちを対象に将棋教室を開かれていると聞いています。プロを目指して遠くから通うような子はとらないそうで、近所の子を対象とされているとのこと。

清水三冠があまりファンサービスイベントに参加されないことを残念がる将棋ファンも居るようですが、私はこのブログでも一貫しています通り、歩いて通える範囲の子たちのための継続的な教室運営こそが、本来の普及活動であると考えています。自分が住んでいる場所で、その地域の子たちのために、自らが主体となって運営すること。
その意味では、清水三冠こそ真の普及家であります。自己アピールをされない方なので目立たないのですが、三冠達成のこの偉業を機会に、そういった側面にもまた、光があたることを期待しています。

念のため、女流棋士で私が素晴らしい普及家と思う方はもちろんほかにもいらっしゃいます。今日は清水三冠をた称える日ということで、どうぞご了承ください(笑)。

11月14日の風景

11月14日(土)、行徳公民館第2和室にて行徳将棋クラブ活動。

妙典中2名、南行徳小1名、新浜小1名、南新浜小3名、塩焼小1名、富美浜小1名、北部小2名、計11名。プラスお父さんや大人の方数名。

幸小5年生たちが、今週インフルエンザによる学級閉鎖にて謹慎中。息子もなんと新型にかかってしまいました。従いまして、私はマスク着用の上子供たちと離れて座り手合いの読み上げ。一緒の駒を触らないようにしました。

来週は、土曜が七中教室、日曜がJT杯。がんばりましょう!

11月14日(土)の確認

11月14日(土)の行徳将棋クラブ活動の確認です。いつもの通り、行徳公民館第2和室にて10-12時に活動を行います。

「大人でもいいのですか?」という電話をいただきました。どうぞ、お待ちしています。子供がほとんどなので、ほぼ子供たちと指してもらうことになるのですが、雰囲気に馴染んでいただけましたら、一緒に楽しみましょう。まずはご覧ください♪

行政刷新会議「事業仕分け」評価結果

行政刷新会議の「事業仕分け」、評価結果が出ていますね。とり急ぎ、リンクはこちら

念のため、こども教室の部分を抜粋・引用いたします:

(伝統文化子ども教室事業)
・本来の事業目的からずれている。今さら必要ない。
・収入のほぼすべてを占めている財団法人に委託する必要性がまったく感じられない。
・伝統文化を子どもに体験・習得させることが目的なのか、団体の存続が目的となっていないか。一度廃止して考え直すべき。こういう議論になってしまうことは国民にとって悲しいことである。
・本来、地方の仕事(文化庁というより都道府県で。)。財団も不要。
・伝統文化は地方がよく知っている。国がやる必要はない。
・細やかな補助事業でもあり、現実的には地域の教育委員会がサポートしているので、地域に任せればよい。
・自治体が行うべきこと。
・目的・やり方を抜本的に見直す。関係団体のお手盛り事業になっているのでは。
・不採択率1〜3%では、財団を迂回して金を出す理由とはならない。文化庁が直接事業を実施すべきである。


上記から、現在将棋界で行われている「親子教室」は一度廃止。やるにしても、日本将棋連盟の関与は不要と解釈されますでしょうか。

ただ、「目的・やり方を抜本的に見直す」とおっしゃっていただいています。「実質的な廃止宣告」ととるか、別のやり方でチャレンジするか、文化庁次第だと思います。

行政刷新会議

行政刷新会議、激しいやりとりがテレビで国民の目にさらされています。枝野議員・蓮舫議員らと関係各団体責任者のバトル。

ニュースで、こどもたちへの絵本や紙芝居などの読み聞かせの普及を実施している団体が取り上げられていました。予算は廃止だったか大幅削減だったか、ともかく厳しい結果になるようです。読み聞かせの意義や効果的な方法などを伝え広めるべく、お母さんたちを集めて講習会を開くため、講師を派遣する費用(謝礼・交通費)が主な用途だそうです。が、削減。

将棋界にとっても重大問題ですね。刷新会議の事業仕分けリストを見ていったところ、文部科学省(文化庁の親)の欄に、ああ、ありますね・・・「伝統文化こども教室事業」(上記リンクサイトの10ページ目)。

個人的には、これだけ厳しいご時勢でもあり、社会保障や医療・福祉分野など、生命に関わる分野すら不十分という状況下、厳しい決定が下ったとしても止む無しと思います。

「パイの取り合いなんだから、ネットでそんなマイナスの意見を書かれちゃ困るよ」という将棋関係者の方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、棋士なのですから、武士道を貫きましょう。困っている人への配分が先。もし余るのなら有難くいただいて、大事に使わせていただくというスタンスにすべきと思います。

逮捕

行徳警察署が騒がしいようです。

うっすらとパトカーの音が聞こえたりなど、しています。

もうすぐ市橋容疑者が移送されてくるのでしょう。

にわかに、激しい雨が降り始めました。

時間は流れましたが、改めてリンゼイ・アン・ホーカーさんのご冥福を祈ります。

異国からはるばる夢を追って来られた未来ある若い女性に、私たちの土地は残酷でした。残念でなりません。

子供たちが真直ぐに育つよう、努力するのが私たちの務めと改めて思います。

市川市民将棋大会2009

市川市民大会2009市川市民大会、本年も本八幡の市民会館にて行われました。150〜160名ほどが参加。昨年に引き続き、木村一基八段をゲストに迎え、盛会でした。

名人戦・A・B・Cの4クラスと小学生の部に分かれて対局。私は小学生の部の手合いを担当いたしました。小学生参加者は、30数名でした。

小学生の部の感想は、格段に全体のレベルが上がっているということ。昨年は、多くは手将棋の子たちでしたが、今年は皆、形がいい。

八中コミュニティークラブ教室の普及指導員の先生に聞いたところ、新聞の切り抜き棋譜を居飛車編・振り飛車編と数局コピーして配り、「わからなくてもイイから、とにかく並べなさい」という指導をしてきたとのこと。最近では自分でちゃんと新聞を切り抜くようになった子も居るとか。

連盟で腕を磨いている子も数名居るようで、木村八段がある子を指して「私、この子に二枚落ちで勝ったことないです」とおっしゃるので、びっくり。しかもその子に途中で黒星がついてしまうという・・・いやぁ、参りました。これは嬉しい悲鳴と言ってよいのでしょうか。友達と学校や家で手将棋で指している子たちの大会というローカルな良さもあったんですよね〜。どうなんでしょう。

昼食時に、しょうパパさんが棄権の申告をしに来られ、「エー!」と思わず声を出してしまいました。しょうくんが熱を出してしまったとのこと。ウーン、残念。連勝中だったのに。。。
市の教室の先生も後でそれを知り「あらぁ〜」と。しょうくんは市のほうにも顔を出してくれていて、教室としては期待の人材。どうぞまずはゆっくり休んで大事にしてください。JT杯へ向け、早く回復しますよう。

スイス式トーナメントで5局。全勝1名(優勝)。4勝1敗が4名。審判長と一緒に点数計算したところ、微差で自分の息子が3位となり、驚くやら申し訳ないやら。極力同じ星の順番同士で機械的に手合いを組んでいったものでして、決して意図したものではないのですが、もし不快に思われた方がいらっしゃいましたら大変に申し訳ございませんでした。

行徳将棋クラブの子たち(小学生8名)は、息子以外は全員3勝2敗か2勝3敗。ちなみに、Cクラスに出場した中学生2名も同様。鉄壁の平均点軍団でございました(笑)。

指導対局対局が終了した後は、木村一基八段による指導対局。

関係者で、人数は何名かとか抽選はどうしようかとか話をしていましたら、木村先生が「希望者は全員やりましょう」と言ってくださって、何と25面指し。
神ワザでございます!ひと目でパシッと指し、一歩歩いてまたひと目でパシッ。
6枚落ちで勝った子がひとりだけ。拍手が沸きおこりました(笑)。あとは子供たちの24敗。平手でチャレンジの子たちが殆どでしたので。元気いいですね〜恐い物知らず(笑)。

子供たちにとり、思い出に残る有意義な一日であったと思います。大会を運営してくださっている、市川市将棋愛好会連盟の皆様に、深く感謝申し上げます。

行徳将棋クラブ11月の予定表

行徳将棋クラブ11月の予定表です。

行徳新聞を見て数名の方よりお電話いただきました。こちらへの予定表アップが遅れていまして、申し訳ございません。


11月 7日(土) 休み
   行徳公民館の文化祭のため、お休みです

11月8日(日)市川市民大会 本八幡の市川市民会館
  (電車経路:行徳→西船橋→本八幡)
   ※持ち物
   1.2千円(参加費1000円+電車賃+予備)
   2.水筒
   上履きは不要。弁当も不要(ランチ代は参加費に含まれます)
   ※8時45分行徳駅改札集合(16時頃行徳駅にて解散予定)

11月14日(土) 10:00〜12:00
   行徳公民館 第2和室 にて稽古

11月21日(土) 9:30〜11:30
   第七中学校
   ※上履きと、靴入れの袋(スーパーのビニール袋など)を持参。

11月22日(日)JT杯こども将棋大会 江東区東京ビッグサイト
   (電車経路:市川塩浜→新木場→国際展示場)
   ※持ち物
   1.5百円(電車賃)+予備
   (例年、将棋グッズや書籍が販売されており、子供が欲しいものを
    購入してよいというご家庭は、各自使ってよい範囲を決めて持た
    せてください。尚、将棋の書籍は通常千円〜2千円程度です)
   2.弁当・水筒・・・お弁当の用意をお忘れなく!
   ※8時30分JR市川塩浜駅集合(16時〜17時頃同駅にて解散予定)

11月28日(土) 10:00〜12:00
   行徳公民館 第2和室 にて稽古

中学生活と将棋

ブログのアクセスが多いと思いましたら、よしはるさんが引用してくださったのですね。ありがとうございます。
学校イベントで将棋をされたのですね。素晴らしい!子供たちとの将棋の輪の広がりがどう展開してゆくか、楽しみにしています♪

話は変わりますが、そうそう、学校といえば。

今年の初めに、中学入学を間近に控えた6年生のため、実態調査を兼ね色々調べたり動いたりしたことがありました。中学に入っても将棋を続けるかどうか?ということについての判断材料を提供するため。

将棋に熱心に取り組んでくれる子供の数が、中学生になるとガクンと減る。忙しさが増すことと、受験がこれに絡んでくるためです。

中学では多くの子が部活動に所属しますが、将棋部はほとんどの中学に無い。将棋は外でやるしかないのだけれど、部活と違い学校の特別活動として調査書(内申書)に記載してもらえない。

従い、以下2点につき、近くの2つの中学校に電話したり出向いたりして聞いてみました。
1.将棋部あるいは同好会を新設することは可能か?
2.果たして、「受験のことを考えれば将棋に時間を割くよりは部活動」なのかどうか?

1.について。ひとつの中学の教頭先生は、ちょっと難しそうな声のトーンでした(電話のみ)。
・「部活動」にはかならず教員の顧問が必要。
・顧問を引き受けてくれる先生を探すのが実に大変。既存の部活すら苦労している。
・教員は移動が多い。顧問が移動になってしまうと、次を探すのがまた大変。
・安定した指導のため、顧問とは別にボランティア地域指導者が不可欠。

もうひとつの中学は、市内のモデル校であり新しい取り組みに前向き。子供たちの熱意次第では、実現可能ということで、教頭先生に面談することができました。
実際は子供たちはそれぞれにバレーボールや陸上等、既存の部活に入ることになり、将棋部設立は実現しなかったのですが、この際の面談は、上記2について大変に有益な情報が多く、ありがたく思いました。

以下は、教頭先生のお話をまとめて保護者の方々に出したお手紙です(今年の初め)。参考にしていただける方がいらっしゃいましたら幸です。


『保護者の方へ

12月20日の七中教室の際、教頭先生と面談し色々と有意義なお話を聞くことができましたので、特に6年生の皆さんに、中学入学後の時間の使い方についてご参考になればと思います。

まず、部活動と高校入試の関係についてですが、結論としましては、影響なしと考えてよいとのことです(有利でも不利でもない)。
確かに調査書(いわゆる内申書)の記載事項として、生徒会や部活等の特別活動の実績が記載されるものの、内申点に加点されるわけではありません。

従い、入りたい部活があれば大いにやればよいし、部活を途中でやめたとしてもマイナスにはならない。また部活に所属しない生徒が受験で不利になるという話もないとのことです。尚、部活以外でも、珠算○級、英検○級などの資格も自己申告すれば調査書に記載される、もちろん将棋の段位も記載できるとのこと。ただ、やはり参考程度であって、有利に働く訳ではありません。

次に、部活等で特に優れた点のある生徒のための「特色化選抜」について。これは、平成22年度入試より廃止になるとのことです(現在の中一の子から)。前期入試・後期入試の2本立てとなり、前期入試がいわゆる現行の「一般入試」(学力試験)。後期についても、学力試験が必須となります。従い、運動や楽器(将棋も一部の高校では特色化選抜の対象でした)等で優秀な子が面接と作文だけで合格してしまうパターンは、無くなります。あくまで内申点と学力試験の合計点で合否が決定されるのが基本ということになります。

ちなみに内申点とは、わかりやすく言えば中学1年から3年までの通知表の5段階評価の合計。つまり、せっかく中学生活を楽しみにしている子たちには頭の痛い話ではありますが、中学1年の1学期から高校入試は始まっているというのが現実です。

もちろん高校入試がすべてではありません。学科以外の活動を通じて身体や精神を鍛えること、またやりたいことを一所懸命やって楽しみ何かを得ることも大事なことだと思います。どういうバランスで力を入れるか、その配分は、各生徒さん・ご家庭の方針によると思います。

上記を踏まえ、将棋を継続するか、また力配分について、お子さんと話し合い判断していただけばと思います。(以下、本題に関係ないため省略)  』


※上記受験制度は千葉県のものです。自治体により異なると思いますので、ご注意ください。

将棋コーチ講習会

日本将棋連盟より普及サミットの案内が郵送されてきまして、12月12日(土)の横浜へ招待いただきました。

が、マイセンライブの日(笑)。どうしようか・・・

さておき、当日は「将棋コーチ」の講習会があります。
「将棋コーチ」は、16歳以上で熱意のある方であれば、棋力に関係なく資格取得することが可能です。連盟の案内に、「将棋の指導に興味をお持ちの方にご参加についてお声がけ頂ければ幸いです」とありますので、このブログでもご案内させていただきます。

日時:12月12日(土)12時30分より
   (終了時間の記載がないのですが、15時より普及サミットの
     受付が開始されますので、それまでには終了するのでは
     と思います)
会場:神奈川県・横浜市 横浜市青少年育成センター
    神奈川県横浜市中区住吉町4-42-1(関内ホール地下)
    Tel:045-664-6251
交通:JR・市営地下鉄 関内駅下車 徒歩5分
   みなとみらい線 馬車道駅下車 徒歩3分
   ※駐車場がありませんので、公共交通機関をご利用ください。
将棋コーチ資格証(3年間有効)発行に1000円必要になります。

学校や地域のボランティア等で将棋の企画を提案される際に、「日本将棋連盟公認将棋コーチ」の肩書きが有効と思われます方はぜひ、この機会を利用されてはいかがでしょうか。級位・段位は関係なく、また必要ありません。「いっちょうやってやろうか」でOKです(笑)。

李下に冠を正さず

生活文化普及支援事業のお金の流れが不安であるという件に以前このブログでも触れたのですが、北海道将棋連盟さんの10月29日の道場日誌によれば、やはり杞憂に終わってくれるとも言い切れない様子。

北海道庁からご指導いただいたコメントを引用させていただきますと、
「他の法人で理事が我田引水的に利益を持っていく行為が見られる。審判の謝礼や車代のようなもの。法人が後援にかかわったり、名義としてはっきり出なくても、かかわっている行為に理事や理事の指定したものが法人の経理を通さず、お金を受け取る行為は背任行為になる可能性があるし、今後は、必ずなる。」

日本将棋連盟が実施している親子将棋教室において、連盟の指定した棋士が連盟の経理を通さずお金を受け取るのは背任行為になる可能性があるのではないでしょうか。

書類関係をしっかりすればクリアできるという判断の下に動いているのかもしれませんが、そういった疑いを受けるようなリスクは減らせるものなら減らしたほうがよい。

ポイントは、派遣する講師を「連盟が指定」しないことです。謝礼をもらうべき講師を「連盟が指定」してしまうと、「我田引水的に利益を持っていく行為」ではないかという話になってくる。

誤解なきよう。批判ではありません。日本将棋連盟が透明性のある立派な団体であって欲しいという願いからの、建設的意見です。

無題

1日、SATYライブ。じん帯の調整間に合わず、少な目の3曲。

セットリスト:
1.時代(中島みゆき)
2.キラキラ(小田和正)
3.ラブストーリーは突然に(小田和正)

終了後、SATYライブのメンバー4名でプラネタコンの打ち合わせ。
帰宅後、風呂・飯・すぐにバタン。で、早くに目が覚めてしまいました(笑)。
Twitterアカウント
千葉県市川市の行徳将棋クラブを運営している原伸一です。ブログの更新情報をお届けしてゆきます。2020年11月米大統領選より関連情報の収集・発信に注力しています。
ライブスケジュール
毎週日曜日23時〜23時半 YouTubeライブ。
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GSG5(行徳将棋ガールズ)
GSG(Gyotoku Shogi Girls)は、行徳将棋クラブの女子のこと。音楽も大好きで、2013年女子アマ団体戦で歌を歌ってベストパフォーマンス賞をいただきました。
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ハラ

フォークシンガー原
(原 伸一)

1967年生。千葉県市川市の南部、行徳・妙典でアコースティックライブの主催等の活動を行っています。また、将棋教室を開いています。

将棋教室の情報は以下サイトにて。

http://gyotoku.livedoor.biz
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